auf der Reise~旅の空~

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作家を目指す院生です。ドイツ留学時代の日記を中心に更新していましたが、院試(転科)→就活などのドタバタ挑戦ブログだったり、お出かけブログだったりと、割りと何でもアリで色々やっています。美術館めぐりも少々。テニスを辞めてジム通い始めました。就職決まったので次は修論です。

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2014年 第19回 文学フリマ レポート


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文学フリマというイベントに行って来ました。

今年で19回目になるこのイベントは、来場者4000人超えなんだとか。

それにしても、自分の作品をきちんと製本して販売するって、すごいことだと思うんですよね。趣味で創作している人は多いでしょうけれど、製本して形にするというのは、ワンランク上というか。おっ、と思います。創作への情熱を感じるからでしょうか。

そんな素敵な人たちが大勢集まっているイベントということで、電車に乗った時からワクワクしていました。

場所は羽田空港方面のモノレールで流通センター駅下車徒歩一分程度、すぐ目の前にありました。

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混雑まではいかない、程よい盛況具合でした。

私が購入したのはこの4冊と絵はがき一枚。

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タイトルで気になったもので、ざっと読んで文体がいいなと思ったもの、斬新な物語だと思ったものを購入しました。特に気に入ったのが、砂金葉之さんの短編集「暮れ六つ」。購入後、戻って話しかけて、サインを頂きました。どの話も、最後の一文が印象的で、余韻を残す終わり方だったので、これはと思って買いました。もっとお話ししたかったのですが、初対面の購入者ということでしつこくするわけにもいかず……とりあえず、手に入れた本を最後まで読むことにします。

こんなふうに時々話しかけてお話を伺ったり、隣のブースと話す人たちの会話を聞いたりして、ほっこりしました。

書店では売っていない本なので、好みの物語に巡り会えると、発掘した喜びも味わえます。


私も来年あたり出店してみたいので、今回の初来場は視察も兼ねてということで色々観察してきました。

購入者として気になった点を挙げていきます。

まず装丁に関してですが、やはり冊子よりも印刷会社にきちんと製本してもらった本を買いたいと思いました。値段は500円以内だと買いやすく、1000円以上はちょっと買う気になりませんでした。少し気になったのもあったのですが、アマチュアで1000円前後は強気すぎるなあと。モトを取ろうとしていないほうが好印象でした。

次に呼び込みについて。服を買うときに、店員さんには放っておいてもらいたい、と思う人が多いように、あんまり積極的に呼び込むと逆効果かなと思いました。大声での呼び込みは、隣で出店している人も迷惑そうでしたし。あと、手にとって読んでいる時に声をかけられると気が散ってしまいました。微笑と挨拶くらいがいいと思います。

最後に、本のジャンルについて。旅やカフェの紹介本など、書店でも多く売られているものは、ここで買いたいと思いませんでした。私もいま旅の記事をこのブログで楽しく書いているので盲点でしたが、著名な作家であるかよほど面白い文章でない限り、他人はあまり興味を持たないということです。もちろん、売ることにこだわらず、自分の書いたものを形にして売るということはいい思い出になるので、好きなジャンルで構わないと思います。それでもやっぱり、購入者側の気持ちとしては、文学フリマでしか買えない、アマチュアでしか書けない独特のストーリーや各々の考え・感想を書いた本が欲しいなあと思うので、来年自分が販売側になる時に留意したいこととして、ここまで書きました。読まれることを意識しているか、していないか、という違いでしょうか(文学フリマに参加するまで、とか、執筆に関するエッセイを期待していたのですが、残念ながらありませんでした)。売るからには、自己満足で終わってしまってはいけないと思うのです。


以上、気になった点を挙げましたが、全体的にはとてもいい雰囲気のイベントでした。色んな個性が光っていて、プロでなくても物語を形にして、広く読んでもらえるチャンスが与えられるわけですから、夢を叶える場所とも言えます。

とっても素敵なイベントなので、これからも毎年開催して頂きたいと思います。



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by white12211122 | 2014-11-24 20:03 | お出かけ | Comments(0)