auf der Reise~旅の空~

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作家を目指す院生です。ドイツ留学時代の日記を中心に更新していましたが、院試(転科)→就活などのドタバタ挑戦ブログだったり、お出かけブログだったりと、割りと何でもアリで色々やっています。美術館めぐりも少々。テニスを辞めてジム通い始めました。就職決まったので次は修論です。

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井の頭公園の桜

お気に入りの桜ショット&春のお出かけショット!
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バイト帰りにふらりと井の頭公園に立ち寄ってみると、まだ開花したばかりといった様子でしたが、早くも桜の写真を撮っている人、桜を楽しみながら散策している人で賑わっていました。

昔この近辺に四年ほど住んで、大阪で十年、大学進学を機に再びこの近くに戻ってきて早五年が過ぎましたが、実はこの時期に井の頭公園に来るのは今日が初めてでした。

夜桜を一回見たことがありましたが、大学生の三月~四月と言えば、部活の先輩方の卒業イベントに春合宿、新歓、塾講バイトの春期講習に友人との旅行が続き、授業が始まって、気づけば桜はもう散っていた・・・・・・というのを何回も繰り返し、去年ドイツで春を迎えた時は、来年こそはゆっくり花見をしよう、と決めていたのでした。

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戸田公園や、前から気になっていた、六義園のしだれ桜を見に行こうと思っています。

つい最近、歴史秘話ヒストリアの再放送で「桜の木に恋して~日本人と桜の物語~」を観て、梶井基次郎の『櫻の樹の下には』を思い出しました。「櫻の樹の下には屍体が埋まつてゐる!」という有名な冒頭の一文です。櫻があんなに美しく咲くのは、死体の血を吸っているからだ、という話。桜の儚さの裏にある、妖しい魅力が伝わってくる言葉だと思います。

他にも、坂口安吾の『桜の森の満開の下』、渡辺淳一の『桜の木の下で』などがありますが、こちらはまだ読んだことがありません。

桜と日本文学というテーマ、きっとありがちなんでしょうけど、真剣に調べてみたくなりました。

ちなみに、小説でも載せたのですが、小倉百人一首と山家集の「桜の歌」が好きです。

もろともにあはれと思へ山桜 はなよりほかに しるひともなし
(私があなたを愛おしいと思うように、あなたも私を愛おしいと思っておくれ、山桜よ。花より他に、私の心を知る人もいないのだから)小倉百人一首

ねがはくは花のもとにて春死なむ そのきさらぎの 望月の頃
(願うことなら、桜の木のもと、春に死にたいものだ。そう、あの二月の満月のころに)山家集


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(花より団子――とまでは言いませんが、井の頭公園のお団子、すごく美味しいです)





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by white12211122 | 2015-03-28 21:30 | お出かけ | Comments(0)