そういえば、趣味の話。
履歴書を書いているうちに、去年の春先に「趣味の定義って……」と色々考えて、ブログに書いたのを思い出しました。
「趣味の定義?」
あれから一年経った今は、趣味の範囲が広がって、別に上手くなくてもいいや、と思っています。やっぱり、ある程度頻度がないと、趣味にならない……という気はしますが。
去年はドイツ留学日記を復元しよう、ということでブログが趣味になっていましたが、今は違います。自分の考えをちょっとまとめたり、近況を振り返ったりするための日常的なツール、でしょうか。毎日移動中に音楽を聴くのが(私にとっては)趣味ではないのと同じ感じで。
やっていて息抜きになることが趣味かな、と思うようになったのですが、旅先での写真撮影なんかは就活中の今はできないし、それは趣味というより特別な娯楽ですね。実際、日常的なものを一眼レフで撮ったりはしないので(スキルがないとも言います)。
じゃ、今はーーというと、修論や発表の合間に小説の資料を集めることと、展覧会を観に行くこと、が思い付きました。
美術館やその他の展覧会はなんとなく好きです。面白い展覧会があれば、割りと定期的に足を運びます。お手軽にアカデミックな気分になれるのがいいのでしょうか。今年の後半は、色々と面白いのが揃っているように思います。
あとは、ジム通い。教育実習を間にはさんだり、大阪に帰省したりで間が空いてしまいましたが、週に最低一回か二回はジムに行って、キックボクシングやヨガをやっています(体内時計は狂っていますが、上腕二頭筋は調子がいいです)。
趣味なんて何でもいいじゃん、ましてや定義なんてーーと友人には言われますが、自分の好きなこと、価値基準について考えるのって、結構大事なことだと思うんですよね。ストレスのなかには、自己理解でコントロールできるものもあるので。
「自分の趣味ってなんだろう」、「興味を持って楽しめるものってなんだろう」。
そういうことについて考えていると、人の趣味にも興味が出てきます(履歴書に趣味の欄があるのってこういうことかな、と納得してみたり)。
私がかっこいいな、と思う趣味は「映画鑑賞」ですね。あとは洋楽に詳しいとか。
趣味はなんでもいいけど、やっぱりある分野に関して詳しかったりすると、俄然その人に興味がわきますし、自分の好きなことについて楽しそうに語ってくれる人はキラキラしてて、こっちも楽しくなります。
もちろん、一時間以上、一方的に語られたりすると疲れてしまいますが……まだそこまで親しくない人が話してくれたりすると、心を開いてくれているのかなー、とちょっと嬉しくなりますね。
ここまで長々と書いていてわかったんですけど、趣味というか、何かにこだわりを持っているって言うのが素敵なんでしょうね。
「趣味は特にないです」で会話終了するより、「実はこれにはちょっとこだわりがあって……」っていう人と付き合いたいし、もっと知りたいと思うのは当然だと思いますし。
上手かどうかより、ある程度詳しいかどうか、を目安に、自分でかっこいいと思える趣味を身につけたいなと思います。
その過程が純粋に楽しくなくなっても、その先に満足があればいい。簡単に手に入るものより、ちょっと背伸びして掴んだもののほうが、自分がより満足できる。
相変わらず独りよがりなブログですが、書いていてスッキリしました(笑)