auf der Reise~旅の空~

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作家を目指す院生です。ドイツ留学時代の日記を中心に更新していましたが、院試(転科)→就活などのドタバタ挑戦ブログだったり、お出かけブログだったりと、割りと何でもアリで色々やっています。美術館めぐりも少々。

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ブログ開設三周年


ブログを開設して早3年……

(と言っても、半年ほど投稿していないので三周年と言っていいものかわかりませんが)。

作家になる夢については、今年中には出版できると思っていましたが、来年上半期に延長戦となりました。

一応、近づいてはいます。

今年の夏は連休を取れたので、色んな場所へ出かけたり、実家に帰省したり、今まで出会った懐かしい人達と

再会したりともりだくさんでした。

生徒が登校している日はなかなか休めませんが、夏休みや冬休みなんかは比較的連休が取りやすい、というのが

この仕事のいいところ。

今年の夏は長年の夢だった、

「港町(どこでもいっしょの「トロと休日」の舞台、三崎)で執筆活動」というものが実現できまして、

一人で気ままに散歩しながら、三泊四日、執筆活動に打ち込めました。



今年の目標は……実は、忘れてしまいました。

今年はもう「社会人生活に慣れる」という、ただそれだけですね!

作家デビューは来年に持ち越しになりましたので、来年の目標はもう一度、「処女作を出す」に決定。

本気度はこの十六年の執筆生活の中で一番です。

このブログに関しては、年末は今年観に行った展覧会のまとめをアップできたらなと思います。







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# by white12211122 | 2017-12-01 14:33 | Comments(0)

新米教師の半年


教員になって半年以上経ちました。

慣れるということがほとんどなくて、毎日がバタバタと余裕なく過ぎていきます。

もう師走だなんて……と思いますが、今のクラスはあと四ヶ月もある。

担任の先生曰く、学級を一年間持つのは結構大変なんだとか。

週2、3の塾講時代ですらそう思いましたから、これからも予想を上回ることがたくさん起きるんでしょう。


ここ数ヶ月は本当に辛かった。

塾講バイトで生徒を数人、志望校に合格させたくらいで「教員が合ってるんだ」と思った自分が甘かった(--;)

生徒の朝から夕方までを管理する上に、相手は中学一年生。

すでに落ち着いた子もいれば、まだまだ小学生気分でとっても幼い子もいる。

愛情をたっぷり受けてわがままな子もいれば、愛情に飢えて苦しんでいる子もいる。

たった半年ですが、今までとは全然違う世界のものをたくさん目の当たりにしました。

ただ、違う世界っていうのは、辛いぶん、人生の新しいステージに上がってきたと実感できます。

日々キャパオーバーを感じていますが、無理せず自分なりの歩調で、やれることは全部やっていこうと思います。


ただ、恐ろしいのは……

最近は「二年勤めたら非常勤講師に切り替える」と毎日のように思っていましたが、

ベテランの先生や教員歴四年で担任を持っている友人に話を聞いてみると……

「毎日、明日こそは辞めてやる」

と思い続けてきたのだとか(;´д`)

新米だから慣れないことも多くて大変、ですが、新米だからこそ難しい仕事は任されないから、

もしかしたら今が一番楽なのでは……?

と思うんですね。

まだかろうじて失敗が許される。

ベテランになれば楽かと言われたら、全く違うというのがすでにひしひしと伝わってきています。

むしろベテランの先生たちのほうが忙しい。

今、ブラックな職業としてニュースでも話題になっている教員ですが、本当に先生たちは疲れきっています。

私は部活に関しては息抜きというか、憩いの場になっているので特にストレスを感じませんが、

あまりにやることが多岐に渡るので、もはや何でも屋のようです(^_^;)

教材研究の時間がもっと欲しいし、授業作りに役立つような勉強会や講演会に割く時間や余裕がもっとほしい。

子どもと関わるのが好きだから、勉強を教えるのが好きだから、という気持ちがあるのは当然だとして、

忙しい日々の中でその気持ちをどこまで貫けるかは、単純に体力によるのではないか……なんて思います。

朝五時(忙しい時は四時半)起き、七時(あるいは六時)出勤、昼休みは実質五分~十分以内、遅い時には九時退勤。

宿泊行事の時は五時起き六時開始でそのまま五分の休みもなく、夜の十二時過ぎに会議が終わり、ようやく眠れるのが一時過ぎ。

定期考査以外にも、作文や読書感想文を半年で四百人以上添削したり、行事ごとに役割が振られます。

そして、毎日三~四時間残業しても、残業代は月に十時間までしか申請できない。

敬愛する詩人の工藤直子さんにお会いしたとき(このときはまだ院生でした)、

「人生は三本柱が一番いいの」

とおっしゃっていましたが、本当にその通りです。

今はまだ、夢を仕事にするのはちょっと危険。

夢と、仕事と、家族や友達と過ごす時間の三本柱で、しばらくは頑張っていくつもりです。




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# by white12211122 | 2017-12-01 13:59 | 教員生活 | Comments(0)

教師になりました。


ブログを書く気力もないほど、目まぐるしい三ヶ月でした。

いやー本当に大変な職業ですね。もっと忙しくて大変な職業もあるでしょうが、教師もなかなかです。何がどう大変なのかを書くと、それだけで疲れそうなので割愛しますが。

まだ学生気分が抜けきっておらず、社会人としての振る舞いを身につけるところからのスタートでした。

もうすぐ夏休みなので、十日間の長期休暇を取れるのは嬉しいですね。

教師をやりながら、もちろん、夢のほうもじわじわと進展させています。

今年中には処女作を出せると思いますが、休日は倒れちゃってなかなか進みません。

なんだか疲れが滲み出るような記事になってしまいましたが、今日は歯医者→二時間カフェで執筆→神社で夏越の大祓に参加→美容院と、結構アクティブに過ごせました。

働いているからこそ、休日がとても貴重に思える。後は、五時に起きられるようになって、不眠気味だったのが解消されたのも仕事のおかげです。

ということで、少なくとも三年は今の学校で頑張ってみようかと思います。

夏休みになったら、また記事を更新することにします。

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# by white12211122 | 2017-06-30 21:27 | 教員生活 | Comments(2)

大学院、修了


昨日、とうとう大学院修士課程を修了しました。

留学期間を含めると、同じ大学に七年在籍していたことになります。


――濃厚で、あっという間。


終わったんだなあとわかっていても、どこかぼんやりしています。

本当に暖かい楽園のようでした。

アットホームで、尊敬できる同期に囲まれて、見守ってくださる先生に導かれて。

特に先生は小説のことで初めて本当に理解を示してくださった人で、まさに人生の師でした。

「娘」と呼んで、面倒を見てくださった特別な先生。

最後に握手してもらって、手を離したとき、本当に先生から巣立ってしまうなんて実感が湧きませんでした。

まあ五月のお誕生日には犬のように馳せ参じますが。

隙あらばゼミの行事・飲み会にも参加するつもりですが。

本が出版されたら記念パーティーをしてくださるそうなので、それを糧にすればどんな激務にも耐えられそうです。

しばらくはブログを書く余裕もなさそうですが、どうせなら記事を詠んだ人が楽しい気分になれるようなブログを目指して、これからも書き続けていこうと思います。







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# by white12211122 | 2017-03-21 14:16 | 近況 | Comments(0)

学生生活最後の春休みということで、二泊三日の家族旅行に行ってきました。

場所は尾道と靹の浦。

まずは尾道から。

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――尾道と言えば?


ガイドブックによれば、「坂の町」「映画の舞台」「猫」「尾道ラーメン」というキーワードが浮上します。

実際行ってみた感想は、レトロな商店街が印象的な、こじんまりとした海辺の町、でした。

一日あれば主要な場所は全部見てまわれますが、昭和を思わせ商店街の風景や、船に乗って気軽に他の島にいける解放感はじっくりと味わいたいところです。

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尾道本通り商店街を練り歩いて、町で一番有名だという「朱華園」で尾道ラーメンを食べたら、ロープウェイで山の上へ。

「猫の細道」という、なぜか猫の集う細い路地には、不思議なカフェや小さなアトリエが密集しています。

私たちが入ったのは「ブーケ・ダルブル」。ハーブを自家栽培しているオーガニックカフェです。

注文をすると、店主の女性が庭へハーブを摘みに行きます。

店主、どことなくイギリスの魔女を思わせる服装です。

マロウとローズの紅茶を注文すると、〈小魔女〉と名乗る店主自ら、魔法をかけに来てくれました。

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ネイビーブルーの紅茶にぎょっ。

色が変わると聞いてほっ。

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「ここで魔法をかけます」

店主の魔女がそう言って透明な滴を垂らすとーー。

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最終的に、燃えるような緋色へと変化しました。

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やわらかな酸味の中に、ローズの香りがふわり。

まだまだ寒い海辺の風にあたっていた体が、ぽかぽかと温まってきます。

魔女の小さな魔法に満足して、お店を後にしました。

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# by white12211122 | 2017-02-24 18:00 | お出かけ | Comments(2)

久しぶりに。


あけましておめでとうございます。

せめて挨拶文だけでも書こうと思いながら、新しい年になって二ヶ月半も過ぎてしまいました。

色んなところに出かけたりしたのですが、あまりに多くて記事にする気力がわかず……

四月からとうとう社会人になるので、春休みでこれならお出かけブログは無理かなあ、と思ったりしているのですが、ブログの方向性は考え中です。

なんかまた新しい方向で、もっと楽しいブログにしたいなあ……

あ、カフェエッセイとかいいかもしれません。

部屋が荒れ放題でオシャレとは程遠い感じなので、カフェにでも行って枯れた心を潤すということで……。

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ところで小説の話ですが、打ち合わせ二回目が終わり、前回お渡ししていた四百枚越えの物語(勝手にシリーズ化していたもの)が「これでいこう!」とOKを出してもらえたので、いませっせと書き直しています。

第一章は面白い!と褒めていただけたのですが、次から変更箇所が増えていくので、春休み中にどこまで書けるかが勝負になりそうです。

今年の秋には出版にこぎつけられるよう頑張ります。
書籍化したらここで宣伝するのが目下の夢です。

あ、あと憧れの工藤直子先生に送ってもいいとおっしゃっていただいたので、本をお送りしたり……
小学生の頃に私の小説を読んでくださった文房具屋さんのマダムに会いに行ったり……
自分の本をテーブルに並べ悦に入ったり……

最後のは野望ですね。
欲望丸出しですが、今年もよろしくお願いいたします。

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# by white12211122 | 2017-02-16 23:23 | 近況 | Comments(0)

修論書き終わった!


いま、修士論文が一応書き終わり、見直しも済ませました。

まだ確認しなきゃいけない事もあるんですけど、明日、教授に提出してチェックしてもらいます。

最近明け方まで書いていたり、現実逃避でゲームに走ったり、小説を書いちゃったりと、とにかく目を酷使してしまいまして、これを書いている今も片目開かないんですけど、書き上がったテンションのせいで寝付けず……。

二日連続で授業を休んじゃったりと(まあ院生の授業って一日に一コマだけだったりするんですけど)なかなかの廃人っプリなので、明日から真人間目指します。

なんか楽しいことしたいなあ(遠い目)
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# by white12211122 | 2016-12-07 02:26 | 近況 | Comments(4)

夢への第一歩

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# by white12211122 | 2016-11-13 12:55 | 小説 プロの作家を目指して
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# by white12211122 | 2016-10-22 19:50 | 小説 プロの作家を目指して

ブログ開設二周年記念


とうとうブログを始めて二年が経ちました。

本当に濃厚な日々でしたが、いま思えば、挑戦から始まったと言うよりは、挫折から始まったブログでした。

留学を経て成長したと思ったら、別の面では全然成長できていなかったとわかったり。

四年間大学で何を学んだと言えるんだろう、と客観的に考え始めたり。

青年期脱出のためのモラトリアムであったことは、間違いありません。

周りの同世代が社会人として経済的に自立しているのを横目に、自分は一体今まで何をしてきたのか、十歳の頃に小説家になると決めたのに、どうして進歩がないのかーーと、自分の何もかもが気に入らなくて、始終焦っていました。

もちろん、就職先が決まった今も。

それでも、大学院で心から尊敬できて、私のことを理解して下さる教授や、信念を持って創作活動をしている人に出会えて、成果はともかく最高の「肥やし」になりました。

どんどん出版化されていく、アニメの脚本のような作品に合わせるべきなのか。そんなふうに考えて、自分の作品を歪めたこともありました。

客観的に考えすぎて、長らく自分の作品の良さが見えなくなったり、創作の純粋な楽しみを見失ったり。

最終選考に残るようになって、夢が近づくほど、足場がぐらつきました。

自分の信念はどこに向けるべきものなんだろう、とか。

最近は教員の方々とお話する機会が何度かあったのですが、「教員をやりながら作家なんて<甘い>よ」という台詞を何度も聞きました。

きちんとしていて、ある程度持論を持っている。けれど、強い信念や人生の目標を持っているわけでもない。仕事も含めて、日々に満足しているわけでもない。

そして、甘いと笑っておきながら、必ずこう呟くのです。

「でも、そんなに夢中になれるものがあるって羨ましい。私にはそんな目標もないし」


なんてつまらない人間だろうと、愕然としました。その台詞、考え方のせいで、自分の物語においてですら主人公になれていないと、全く気づいていない。

他人の人生への満足度には興味がありませんし、それが人生の選択だと思います。

けれど、そんな身勝手な不満で、人の夢や努力、可能性に否定的な言葉を吐くのはーー。

怒りではなく、心底呆れ、嫌悪しました。

こんな人間が、教科書に書かれている文字以外に、何を伝えられるのか。と考えて憤りもしましたが、そもそも生徒とまともに関わる気もないのでしょう。

教員をやりながら小説を書くことは、「できるかできないか」という次元じゃない。

諦められるような、代えのきくような安いものなら、こんなに苦しんだり、喜んだりーー人生を懸けようと思ったりしない。

呼吸や食事を止められないように、「求めずにはいられない」のだから、出来る出来ないなんて最初から関係ない。

十歳からの十五年間、根っこにあるものはいつでも小説への情熱でした。

まさに諸刃です。大学院に入るまで、本当の意味でこの情熱に共感してくれた人はいませんでした。

なんでこんなに真剣なんだろう、という困惑の表情を浮かべて告げられる、記号のような「すごいね」に聞き飽きてしまって、小説の話に触れることすら、好きな作家を挙げることすら、諦めるようになりました。

「他人には理解できないよ」

と、教授。

「君はものを表現する人だから」

「芸術を生み出そうとする人間以外には、理解できない」

「それに、人間は人の努力や夢を妬むものだから」

「君は君の書きたいものを、そのまま追いかけ続けなさい」

 好きな作家は、と聞かれて何人か挙げると、

「みんないい作家だ」

 と、一言。

 この言葉で、どれだけ救われたかわかりません。

 それから、趣味で短歌を読む後輩の男の子は、

「自分の作品は自分が一番好きでいたいんです」

という言葉で、色んな大事なことを思い出させてくれました。

こんな言葉を聞きたくて、真剣に夢を追いかけている人に出会いたくて、大学に進学したいと思ったのを、すっかり忘れていました。

色んなことを、諦めてはいけないと思いました。

負けるのが敗北ではなく、諦めの積み重ねが致命的な敗北に繋がるのだとすれば、私は崖っぷちで、ギリギリ踏みとどまれたのかもしれません。

もちろん、そんな夢を追いかける人々に出会えなかったのは、自分が中途半端な位置にいたからだということも、認めないわけにはいきません。

何にも負けないよう、信念を持って努力し続けていきたいと思います。


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# by white12211122 | 2016-09-25 12:00 | Comments(0)
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岩手は曇り空の盛岡へ。

「あのイーハトーヴォのすきとほった風、

 夏でも底に冷たさを持つ青い空、

 うつくしい森で飾られたモーリオ市(…)」

とは、『ポラーノの広場』の一節です。

「イーハトーヴォ」は岩手、「モーリオ」は盛岡のこと。

実在の地名をもじった賢治の造語で、彼の心象風景で作られたドリームランドです。

残念ながら青い空を見ることはできませんでしたが、都会でもなく田舎でもない、独特の雰囲気を持つ街をゆっくりと散策してきました。

高校時代に訪れた場所ではありますが、今回はその時に行きそびれた「啄木・賢治青春館」がお目当てです。

その前に、ガイドブックに載っていた盛楼閣で名物の冷麺を。

名物を食べると、なにか達成感があるのは私だけでしょうか。

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周遊バスを使わずに、散歩がてら二、三十分ほど市内を散策。

駅から遠ざかるにつれて、怪しげな玩具屋さんやアパートよりも高い柳、いくつもの鳥居など、独特の景観へと変わっていきます。

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「啄木・賢治青春館」に行く前に、盛岡城跡(岩手公園)など、桜山神社界隈に立ち寄りました。

別の入り口付近にはもりおか歴史文化館がありますが、それ以外に広大な公園には何もなく、閑散としていました。

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夏に咲く白い花を見つけましたが、なんという名前なのかはさっぱりです。

気になるなあ、と思いながら、何枚か写真を撮って通り過ぎます。

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園内には知らない俳人の石碑がありました。

宮野小提灯句碑、とあります。

「月待つや 独り古城の 松のもと」

明治二十八年に盛岡に生まれ、昭和四十九年に亡くなった俳人には、どんな景色が見えていたのでしょうか。

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ひとしきり歩いて満足したところで、公園を去ろうとしたとき、足元をなにか黒いものが横切りました。

振り返ってみると、小さな黒猫がじっとこちらを見上げていたので、思わず写真に撮りました。

散歩中なのか、それともここに住んでいるのでしょうか。

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ずいぶん遠回りをして疲れ切ったところで、「啄木・賢治青春館」へ。

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小さな資料館でした。

賢治と啄木の年譜やゆかりの地、人物などについてのパネルが展示されています。

喫茶スペースがあったので、そこでリンゴジュースを頼んで休憩しました。

夜には台風が来るというので、今日の散策はここまで。

ずいぶん歩きましたが、二回目だからか、訪れた場所はいつもに比べて少な目です。

定番化された観光地を巡る「旅行」ではなく、「旅」がしたいと思いながら、結局は自分にとって楽しい散策が「観光地の多さ」に左右されているので、なかなか難しいものです。

岩手滞在は明日で終了ですが、おしゃれなカフェで小説でも書こうと思って二泊にしたものの、今回は旅に関して初めて失敗しました。行きたい所がもうなかったのです。

もっと色んな場所を訪れて、見たことのない面白いもの、独特の雰囲気を感じたい、という欲求があまり満たされなかったので、少しがっかりしながら帰路につきました。

賢治先生を追いかけて、盛岡で教師が出来たらどんなにいいだろう、と思ったこともありました。

あの時見た盛岡と、今の私が見た盛岡の違いは、「旅行」と「旅」の違いそのものかもしれません。

一回目は賢治にまつわる「観光化された場所の楽し気な雰囲気」を漠然と感じていたのが、今回は「観光地を行き尽して、自分の力でその街の空気を感じなければならない難しさ」を実感した、というところでしょうか。

日本にはまだまだ私の行ったことのない土地がたくさんありますが、どうやったら「旅」を楽しめるか、考える時がきたような気がします。




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# by white12211122 | 2016-08-25 23:28 | お出かけ | Comments(0)
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岩手は花巻、宮沢賢治の童話村へと朝から足を運びました。

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高校生の時に一通り賢治ゆかりの地を訪れたので、今回訪れたのは童話村だけです。

白い空間のなか、一本の木に夕空と宇宙が溶け合っているーーその写真を一枚撮りたくて、花巻に泊まったようなものでした。

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どちらかと言えば晴れ女なのが幸いして、台風は二つも迫っていましたが、なんとか雨に濡れずに済みました。

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私の賢治好きは父譲りです。

小学校四年生の時に父の本棚で『銀河鉄道の夜』を見つけたのが始まりで、すぐに、その静かだけれど生命に満ち溢れたファンタジックな世界観が好きになりました。

それ以外では、『月夜のでんしんばしら』や『かしわばやしの夜』なんかが特に好きです。

高校生の時に家族旅行で来た場所を一人でなぞるように歩くのは不思議な感覚でした。

もう好き勝手に自分の足で色んな場所に行けるんだな、ということを再確認しているような。


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あいにくの天気でイギリス海岸までは行けませんでしたが、午後からは盛岡に行くことにしました。

賢治が生まれ育った花巻から、今度は青年期を過ごした盛岡へ。


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# by white12211122 | 2016-08-25 23:00 | お出かけ | Comments(0)
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# by white12211122 | 2016-08-22 15:45 | 小説 プロの作家を目指して
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京都は神泉苑、晴明神社、妖怪ストリート、仁和寺、清水寺という気ままな一日弾丸散策から一日おいて、(渋滞に巻き込まれたため)往復八時間の淡路島一泊旅行、それからまた一日おいて、今度は大阪から岩手に飛びます。

岩手は妖怪、伝承の息づく遠野、賢治の暮らした花巻へーー。

沢木耕太郎さんの旅エッセイ『旅の窓』に感化されて、色んな場所をショートエッセイ風に書いてみたいな…と思っていたところだったので、京都怪異めぐりの記事で、書き出しだけちょっと真似してみました。

一ページであれだけ<威力>のある文章が書けるようになったら、あんな感じのエッセイに挑戦してみたいものです。

(留学に憧れるようになったのも沢木耕太郎さんの『深夜特急』シリーズがきっかけでした)

岩手の遠野で行われる講演会を聴くために、今日は明け方四時起きでした。

今は伊丹空港でこの記事を書いています。

昨日は昼過ぎまでゴロゴロしていましたが、夕方から短編に書く予定の生魂神社へ(カッコつけて言うなら、取材をしに)行ってきました。

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織田作之助の像。こんなのあったかな、と思って覗き込んでみると、平成二十五年に設置されたものでした。

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そして、井原西鶴の像。

昔から「いくたまさん」の愛称で親しまれてきた生魂神社、小学校の頃はこの神社の夏祭りがクリスマスの次に楽しみでした。

じっくり見たことがなかったので、そんな思い出と一緒に、色々と新しい発見がありました。

飛行機がそろそろ出発の時間を迎えましたのでーー次は遠野、花巻まで、ごきげんよう。


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# by white12211122 | 2016-08-21 06:55 | Comments(0)
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京都怪異めぐりの翌々日、淡路島の洲本に行ってきました。

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私一人なら旅行ではなく<旅>になるので、寝るだけだし、と安い宿を取るのですが、今回は家族旅行なので割りと良いお宿です。

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併設されている海辺のプールには家族連れがたくさん。私は泳ぐのが好きではないので、写真を撮りに行ってきました。

リゾート地らしい写真が撮れて満足です。

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部屋に露天風呂がついていたので早速入浴。

その後、大浴場に一回、部屋の露天風呂に翌朝含めて二回と、温泉を堪能して帰りました。

食べ物の写真を撮る練習も兼ねて、ひたすら食っちゃ寝。

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夜は満月を見ながらワインを。

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弾丸スケジュールに慣れている身としてはもっと動きたい、と思いますが、一応観光地化している?レトロ小道も見て来ました。

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観光地ではないなあと思いますが、味のある通りでした。


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# by white12211122 | 2016-08-20 20:47 | お出かけ | Comments(0)
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酉の刻、暮れ六つ。

夜の七時に、京都は洛北、清水寺を訪れました。

八月十六日は千日詣りの日。

一日の参拝で千日分のご利益があるという、ありがたい日です。

夜間参拝ということで、ライトアップされた清水寺が、群青色の宵闇によく映えていました。

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まだライトアップされる前に、暇潰しに「胎児めぐり」をしました。薄暗い階段を降りていくと、そこには完全な闇が。

視界が黒に塗り潰されて、何も見えません。実際には短い間だったのでしょうが、「先が見えない」と長く感じるものです。

壁を手で伝い歩きながら、だんだんと思考すらも闇に呑まれていきそうでーー思いがけず、不思議な体験をしました。

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たくさんの風鈴が風に揺られて一斉に鳴り響きます。

まだ完全に夜になる前の仄かに明るい宵闇が、人も風景も同じ色に染めて、市内の光が遠くにぼんやりと見えるだけ。

そこへ風鈴の涼やかで凛とした音が加わって、一種の異界的な空間を作り上げていました。

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清水寺にも怪異はたくさんあります。

清水寺の石段下で、滝の音が異常な音を響かせている時は、天狗が荒行をしていると言います。見に行った男は襟首を掴まれて投げ飛ばされ、元いた場所まで戻されていたとか。

ただ元いた場所に戻すだけ、というのが、残酷さがなくて面白いと思います。

後は、七不思議はもちろんのこと、霊気を帯びた石、牛の刻詣り…清水寺は京都の東、四神のうち青龍が守護する方角にありますから、観音の化身である龍が真夜中に音羽の瀧の水を飲む、といった言い伝えもあります。

前回、夜の清水寺を訪れたのは高校の時。ライトアップされた夜桜がとても綺麗でした。人はいましたが、今ほど外国からの観光客もいなくて静かだったような気がします。

今回は久しぶりに、そんな静かな京都を思い出しました。


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# by white12211122 | 2016-08-20 20:00 | お出かけ | Comments(0)
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京都は洛中から洛西へと移り、仁和寺を訪れました。

仁和寺と言えば『徒然草』の「仁和寺にある法師」。

国語の教師なら仁和寺くらい行っておかないとね、と昔ある先生がおっしゃっていたのが記憶に残っていたためです。

後から調べて知ったことですが、『京の桜は東の清水、西の御室(おむろ=仁和寺のこと)』で、「彼女は御室の桜やなあ」とは、白く気高い清廉さから可愛い人を指して言う言葉だそうです。

ちなみに仁和寺にも怪異があって、仁和寺の六本杉の梢に愛宕や比叡山から飛んできた天狗が並び、「天狗評定」というものを行うそうです(ーーあ、こんな話も書いてみたいな)。

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なんとなく小さなお寺を想像していましたが、実際には大きな門に広大な敷地、日本美溢れる庭に五重塔と見所が満載でした。

まずは有料の庭園に足を踏み入れ、松の木と白砂を横目に奥へと進みます。

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夕方四時の仁和寺は人も疎らで、ゆっくりと余裕を持って見て回れました。

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「この歳になってようやく日本庭園の良さがわかった」

庭の写真を撮っていると、私より少し年下くらいの女の子二人組みがそう話しているのが聞こえてきました。

「小学校の遠足とか興味なかったし、あんまり若い頃に行っても意味ないよね」

意味はないーーのだろうか。

ちょっと考え込んでしまいました。

そんなことはない、意味のないものはない、と一言で片付けてしまうのは簡単ですが、自分の価値観で意味がないと言っている側に、そんな曖昧な反論は響かない。

私自身も、両親や祖母連れられて、幼い頃に何度も高野山や伏見稲荷を訪れましたが、なんだか古めかしいつまらないもの、というイメージが染みついていました。

それが、急に興味を持つようになったのは、彼女たちの言うように二十歳を越えてからでした。

十代の頃には興味がなかったものに関心を持つようになるーーその過程には、きっと自分だけの「過程」があって、それが自分を形作っているに違いない。

その過程ときっかけが自分の言葉で説明出来るようになったら、人間的に深みが増すーーつまり、成長できるんじゃないか。

そんなことをつらつらと考えていました。同じように観光している人たちの言葉から、今回はそんな発見がありました。

日本の庭は思索の場所。空間を生み出す建築が、そこに訪れる人との接触が、何かを発見させてくれる、そんな場所。

実際に行って自分の目で見ることーー明確に言葉では表せませんが、確かに自分のなかに経験がまた一つ積み重なったように思います。

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庭園を出て、一番奥まで進んで参拝して一時間。

五時を回って、京都中の神社仏閣が門を閉じる頃ですが、八月十六日の清水寺は特別です。

バスで四条河原町に向かい、そのまま帰る予定でしたが、夜間参拝も可能な千日詣りと知って予定を変更。

急遽、洛北へと向かうことに決めました。

それにしても、仁和寺の法師が石清水八幡宮に行く話なのだから、石清水八幡宮に行くべきだったのでは?

と、気づいたのは帰宅した後でした。

もっと朝早くに起きていればと悔やみますが、仕方ありません。

悔し紛れに携帯で検索してみると、仁和寺から石清水八幡宮まではバスと電車を使っても一時間半。

徒歩ではーー約四時間。

昔は携帯のナビなんて便利なものはありませんから、もっと時間がかかったのでは?

と思い地図を調べてみると、真っ直ぐに下っていけばたどり着くということがわかりました。

桂川まで歩いていけば、真っ直ぐに下るよりは遠回りになりますが、宇治川、淀川、木津川が合流するところまで行けば、石清水八幡宮の近くまで道案内無しでたどり着けそうです。

なるほど、と一つ学習。

自分が徒然草の「仁和寺にある法師」を解説することになった時に、単に仁和寺の法師が石清水八幡宮という場所に行った、という平淡な解説だけで終わらないように、どうすれば面白くできるかーー。

具体的に考えるには、やっぱり現地に赴くことが大切かもしれません。

次は秋か冬にでも、石清水八幡宮に行ってみるつもりです。


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# by white12211122 | 2016-08-20 15:20 | お出かけ | Comments(0)
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洛中は妖怪ストリートこと、一条通りを訪れました。

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一条通りと言えば、百鬼夜行です。

一条通りに軒を連ねる大将軍商店街の店先には、妖怪ストリートということで妖怪の像が置かれていました。

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町おこしの企画だそうです。

しばらく歩いていると、一際目を惹く妖しい店がありました。

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妖怪っぽいグッズを販売している不思議なお店でした。

しおりを二枚買って店を出ると、一条通りにあるという百鬼夜行資料館を目指します。

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資料館は無人でした。

二階は百鬼夜行、付喪神の説明と妖怪の人形たちが出迎えます。

三階はさらに不思議な空間でした。

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薄暗い空間に、妖怪のいる茶室。

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札の張られた冷蔵庫。

のんびりと休憩ーーといった雰囲気でないことは確かですが、たった数分間で異界に迷い込んだ気分を味わえました。

その後立ち寄ったのが、大将軍八神社。

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「大将軍」とは、陰陽道で方位・暦の吉凶を司る方位神・星神のことで、神社には天球儀が収蔵されています(後で知ったので、残念ながら、今回は見ていません)。

西方の神でもあるため、鬼門と同じく、厄災をもたらす天門である北西を守護しているのだとか。

あまり広くない境内ですが、一条通りにあっても存在感を発揮しています。

私が訪れた時には、観光客は誰もいませんでした。

静かな商店街に立ち並ぶ商店と妖怪の像、妖しい店、古くから都の一角を護ってきた神社ーー滞在時間は一時間にも満たなかったのに、濃厚な空気の流れる道でした。





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# by white12211122 | 2016-08-19 19:00 | お出かけ | Comments(0)

鵺大明神社から炎天下を二十分ほど歩いて、晴明神社を訪れました。

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そこまでの道のりも、昔ながらの日本家屋と小さな祠が軒を連ねる住宅街で、人通りは少ないものの、年齢の離れた知り合い同士が気さくに挨拶を交わす姿が見られました。

知り合いどころか同じ年齢層がいるかもわからないようなマンションに引っ越してからは、久しく見ない光景です。

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晴明神社はさすがに観光客で賑わっていました。

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晴明の逸話がパネルで紹介されていたり、神社認定の五芒星グッズのお店があったりと、結構有名な観光地になっているようです。

五芒星のマークがついているだけじゃないか、と思いながら、気づけばファイルを購入していました。

(使うから、というのは良い言い訳の言葉です。そのせいでマグカップが使いきれないくらい増えたのに、まだ学習しません)

境内に復元された一条戻り橋の隣には式神らしき銅像がありました。

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本物の一条戻り橋は見忘れてしまいましたが、神社の近くにちゃんとあります。

安倍晴明とと言えば陰陽師。

陰陽師と言えば、中学二年生の頃にはまった角川ビーンズ文庫の『少年陰陽師』を思い出します(私が唯一好きだったライトノベルでもあります)。久しぶりに読み返してみたくなりました。

一条戻り橋ーー死んだ人が甦ったという逸話や、晴明が式神を待機させていたという言い伝え。ここも複数の伝承を持つ特別な場所です。

晴明神社を後にして、次はバスに乗って北野天満宮前へ。

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北野天満宮には高校時代の遠足で訪れていたので立ち寄らず、近くのお店で昼食をとることにしました。

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名物がうどんということで、親子丼とうどんのセットを注文。うどんの出汁がいかにも京風で美味しくいただきました。


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# by white12211122 | 2016-08-18 15:00 | お出かけ | Comments(0)

京都は洛中、二条城の周辺で怪異めぐりをしてきました。

伝承が多く伝わる古の都ですが、この辺りは特に、平安の頃には<結界>の「内」と「外」の境界にあたる場所でしたから、興味深い話がたくさんあります。

まずは二条城前駅を出て、神泉苑へ。

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この「放生池」と呼ばれる神泉苑の池には、雨乞いに応じる龍神、「善女龍王」が祀られています。

空海と守敏の雨乞いの呪法比べが行われた折りに、守敏が国中の龍神を瓶に封じてしまったのですが、この善女龍王だけは免れていたので、空海が勧請して以来、神泉苑の池に棲むようになったのだそうです。

それから、これも伝承によると、神泉苑は源義経と静御前の出会いの場でもあるのだとか。

一つの場所に想像力を掻き立てられる逸話がいくつも残っていると、散策のしがいがあります。


この日は二条城の休城日だったので、お城は素通りです。

二条城自体よりも、今回のお目当ては朱雀門跡です。

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今では石碑が一つ残るだけの朱雀門ですが、平安の時代には公的な儀式が行われる象徴的な場所でした。

内裏が移動して荒れてしまってからは鬼が現れると噂され、朱雀門の鬼伝説が語られるようになるのですがーー。

そうした経緯を経ていながら、後世で「鬼と人との交わり」がいくつも語られているところが面白いと思います。

私が特に好きなのが、鬼から贈られたという笛の話です。

そこにいる<人でないもの>を退治しないって、特殊な物語じゃないでしょうか。そんな話ばかりではありませんし、鎌倉時代になると妖怪退治ものが流行りますが、日本の<人外>との関わりって他の国と比べても特殊だと思います。

怖い、というか、怪しいものに惹かれる性質でもあるんでしょうか?


朱雀門跡を確認して、お次は二条公園へ。この公園には鵺大明神社と鵺池があります。

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鵺大明神社、という名称から立派な神社を想像していましたが、公園の端に鳥居と祠がひっそりと佇んでいました。

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そして、そのそばには神泉苑と比べて、ずっとこじんまりとした池が。

源頼政が鵺を退治したときに、矢じりを洗ったと伝えられている池です。

炎天下の公園ですから、園内には木陰のベンチで休憩している外国人観光客の女性が一人いるだけで、一見何の変哲もない池の写真を色んな角度から撮っている私をぼんやりと眺めているようでした。

二条城前駅で降りた観光客はこんな盆明けの真夏でも少なくなかったのに、あまりにもマニアックな怪異めぐりをしているうちに、気づけば人影がほとんどない、静かな道へと引き込まれていました。

ところで、鵺というのは妖怪のなかでも特に不思議な存在だと思っています。トラツグミという鳥の声が、闇夜を怖れる人々の想像によって不吉な妖怪へと変わったわけですが、この鵺というのは、ひたすら退治する対象とされているーーそんなイメージがあります。

鵺について詳しく調べたことがないので、鵺というのは何を象徴していて、昔の人々にとってどんな存在だったのか、鵺という架空の存在を生み出したのは人間のどんな心性を示しているのかーー興味は尽きません。

昔の人々にそんなつもりはなかったでしょうが、想像上の生き物やファンタジックな逸話は、人以外のもの、現実にありえないものを本気では信じなくなった後世の人間にとって、想像の幅を広げてくれる、過去の人間からの贈り物のようにも感じます。

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# by white12211122 | 2016-08-17 21:00 | お出かけ | Comments(0)

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池袋で買い物をしたついでに、前から気になっていたポーランド食器のお店に行ってきました。ドイツ留学中にポーランドのヴォレスワヴィエツまで食器を買いに行った時の記事は未だに当ブログ一位の閲覧数で、他のどんな記事も敵いません(笑)

ポーランド食器を買いに~ヴォレスワヴィエツ~

ヴォレスワヴィエツまでは行けなくても、首都のワルシャワでまたポーランド食器を買いたいなと思いつつ、母と二人で一つずつ買いました。

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私が一目惚れしたのは、このブタさん食器。ゾウも素敵だったのですが、置物だったのでやめました。

飾る能力がないので、これ以上物を増やしてはいけないんです。

なので、食器なら使うから、ミニトマトをここに入れるんだ、などと言い訳しながらいそいそと購入しました。色んな角度から眺めたくなる愛らしさ。

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ポーリッシュポタリーの動物たちって独特の目をしているんですよね。

直産地のヴォレスワヴィエツでも、ニヒルな目をしたウサギを何どもチラ見していました。結局買わなかったから、こんなに印象に残っているのかもしれませんが。

そのウサギはお店にありましたが、非売品でした。もしかしたら店主さんのお気に入りなのかも……と思いつつ、少しだけお話しさせてもらってから帰りました。

食欲がないときにこの食器を使って気分を上げてもらいたい、とおっしゃっていて、ポーランド食器への愛情がこちらにも伝わってきます。

母が買ったのは花柄の長いお皿。

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治安などの面からなかなかヨーロッパに行きづらい年となってしまいましたが、またふらりと旅に出る日を夢見ています。




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# by white12211122 | 2016-08-11 08:00 | 日常 | Comments(0)

駄菓子バー(恵比寿)

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ハーゲンダッツカフェから移動して、今度は駄菓子バーへ。

前から気になっていたお店でした。

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店内は電柱や赤電話に、昔の駄菓子屋を再現したりと、昭和レトロな雰囲気。

お菓子は食べ放題で、お酒は甘いカクテルを頼みました。

食べ放題と言っても、結構お腹に溜まるものばかりで、そんなにたくさんは食べられませんでしたが。


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店の外観といい、面白い場所に来られて面白かったです。

代官山や恵比寿ってほとんど訪れることがないので、おしゃれな街を歩いただけで良い気分転換になりました。

もう少し涼しくなったら、仕事が始まる前に東京の街歩きをしようかな、と思います。

そうしたら、しばらくは街歩きブログになりそうですね。



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# by white12211122 | 2016-08-11 07:00 | Comments(0)
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最近、就活が終わったので、しばらく会っていなかった人に連絡を取って、色んなところに出かけています。

大学時代の部活の先輩と吉祥寺でフォーを食べたり。

塾講バイトの先輩とは、代官山の夏期限定ハーゲンダッツカフェに行ったり。

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就活やその他いろいろあって、体重が二キロも落ちて完全な夏バテ状態でしたが、ようやく食欲がちょっとずつ戻ってきました。

私が頼んだのはクロワッサンに挟んだチョコアイス&ベリー。

Y先輩が選んだのはバニラアイスにマンゴー。

パンにアイスを挟むという発想はありませんでしたが、どちらもとっても美味しかったです。

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日曜日の代官山ということもあって、四十分ほど並びましたが、そこは女子です。

久しぶりに会ったこともあって、話しているうちにあっという間に時間が過ぎていました。

今回お会いした先輩は既に学校の先生をされているので、本当に人生の先輩です。

大変だけどやっぱりいい仕事だよ、と笑顔でおっしゃっていたのがとても印象に残っています。

自分が選んだことだから、辛いことがあっても、どんなに大変でも、全部受け入れて自分の仕事に誇りを持つ。

そんな人間でありたいと最近特に強く思っていたところだったので、自分の理想とする人の姿が見られて良かった、と思いました。

今度九月にブックカフェ会を約束している方も大学院の先輩で社会人なので、今年の夏は同級生よりも先輩とのお茶会のほうが多くなります。

先輩だから自分より「大人」なのは当然なんですけど、早く同じ土俵に立ちたいな、と思います(でもまあ、「先輩だから自分に出来ないのは仕方ない」と諦めるよりは、悔しがったり憧れたり焦ったりしているほうが性に合いますね)。

一緒に同じ場所にいた時から時間が経って、全く違う人生が展開されているんだなあ、と実感する日々です。

ちなみにY先輩は私の持っている一眼レフより高性能な新しい型をお持ちで、機能に咥えて、アングルといった技術面でも上をいく人でした。

一回、プロの方に教えていただきたいものです。


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# by white12211122 | 2016-08-11 01:59 | Comments(0)
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この前、久しぶりに目白の志むらでお茶をしました。

前回は確か、二年前の秋。

もうそんなに経つのか、としみじみしながら、見た目の綺麗な和菓子をもう一つ追加注文しました。

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涼しげな青葉と紫陽花で、しばしのんびり。

志むらと言えば、生いちごのかき氷で、夏の暑い日には地元の人や大学生グループの列が出来るほど好評ですが、いつの間にか、前回の記憶が焼き付いたのか、秋に和菓子を食べるところ、というイメージに変わっていました。

前回秋に来たときは、初めて大学院の授業で褒めてもらえた嬉しさでいっぱいでした。

良いことがあったら、たまに訪れる場所。

記憶が空間に意味を与えるというのは、その通りだなと思います。

そのときの嬉しさや時間の流れを感じることができて、その場所に自分だけの意味とか価値が積み重なっていく。

そうやって、これからも深みを増していけたらな、なんてことを考えながら、抹茶を飲んでいました。


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# by white12211122 | 2016-08-10 20:50 | 日常 | Comments(0)

そういえば今月初旬に発表だ、と気づいてサイトを覗いてみると、私の作品が最終選考に残っていました。

残念ながら入選には至りませんでしたが、三浦しをん先生と編集者の方々に選評をいただくことができました。

客観的に読むと、自分の苦手とする部分から目を反らしていたのがよくわかります。

書き終わった後に、「物語が完結したこと」に満足してしまうのが私の悪いところです。

それから、苦手な部分を意識しながら、弱点を徹底的に改善しようとしない怠慢とか甘さ。これがプロフェッショナルとの決定的な違いなんだな、と痛感しました。

思いきって苦手なジャンルに挑戦したというのも失敗でした。趣味で書くならいいのでしょうが、賞に出す=人に読んでもらう限り、作者としての責任が伴う、ということを意識していませんでした。

テーマに関しては「浮気性」なところがあるんですよね……。

あれもいい、これも書いてみたい、じゃあ資料を集めて……と、そこまではいいんでしょうけど、一つの物語を納得のいく完成度まで高めないうちに、次に目移りしてしまう。

最近ようやく、この浮気性のせいで上達が遅れているのかもしれない、と気づき始めたところでした。

もう恥ずかしくてたまりません。

でも、プロの先生と編集者の方々から、こんなにご丁寧な選評を頂けるなんて、ものすごく貴重なことです。

苦手な短編ではなく、やはり私自身が勝負したいと思う長編で今回のご指摘を生かすべきだと感じたので、今度は一月〆切の長編コンテストのほうに作品を出そうと思います。

以上、挑戦の結果と今後の抱負でした。


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# by white12211122 | 2016-08-05 23:10 | 小説 プロの作家を目指して | Comments(0)
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この間の土曜日に、神楽坂散策から、立川の昭和記念公園でやっていた花火大会に行ってきました。

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神楽坂もお祭りムードで、浴衣姿の女性を至る所で見かけました。

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ニュースで見かけましたが、今は風鈴が生活騒音になるそうですね。

確かにマンションの隣だと気になってしまいそうですが、外出先で風鈴を見かけるとやはり風流だなあと思います。

せっかく風鈴と鬼灯が綺麗に並んでいるのを見つけたのに、技術不足であまりいい写真が撮れませんでした。残念。

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少し歩いた先に、赤城神社があります。

ここには、少しマイルド(?)な狛犬が。

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立ち寄りませんでしたが、現代的なカフェも併設されていました。

涼しげな外観です。

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夏の神楽坂をひとしきり歩いたところで、今度は立川へ。

駅に向かう途中で、レトロな駄菓子屋さんを見かけました。

私が小学生の頃は、大阪の地元にもこういった駄菓子屋さんがあったのですが、いつの間にかなくなっていました。

たまに、こういうレトロなものを味わいたくなります。

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そして、花火大会。

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大勢の人だかりを見て怯みましたが、やっぱり花火は綺麗です。

わざわざ出かけて、人ごみのなかに入っていってでも、見に来て良かったと思えます。

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「たーまやー」とは誰も言わないんだな、と思って眺めていると、前にいた女の子が小さな声で、「たーまやー」とくすくす笑いながら言っていたので、微笑ましい気分になりました。

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光の粉が何度も弾けているようでした。

今まで持っていたデジカメはことごとく夜景に弱かったのですが、さすがはキャノンの一眼レフ。

私でも綺麗に花火を撮ることができました。

今年の夏は最後の学生生活ということで、綺麗なものをたくさん収めたいと思います。

大阪帰省、淡路島旅行、京都一日散策、山形&飛島フィールドワーク、岩手(遠野で講演会、盛岡で観光)など、気づけば予定が盛りだくさんです(^_^;)

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# by white12211122 | 2016-08-03 15:43 | お出かけ | Comments(0)

ルノワール展

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今日は午前中に家事やスーツ一式をクリーニングに出しに行ったりした後、国会図書館に行く前に国立新美術館で開催中の「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」を観てきました。

(前回は近くまで行ったのに定休日でした)

絵って人の好みによりますけど、ルノワールを嫌いっていう人はいないんじゃないでしょうか。

ルノワールの絵は美しい、と知っていても、足を踏み入れて、視線を向けた瞬間から、感嘆のため息が漏れました。
なんて淡くて美しい絵なんだろう、とそればかり。

特に白と水色の中間の色、白昼夢みたいにぼんやりと輝いている様から、目が離せなくなります。

いつもは好みの絵を探して、気に入ったものの前で立ち止まり、あとはざっと長すということが多いのですが、今回はどれも「色彩の美しさ」が光っていて、全部をじっくりと眺めていきました。

題材とか風景の美しさではなくて、ひたすら色が綺麗。

肖像画に関しては、服や背景の色彩の美しさはもちろんのこと、表情のリアリティーに魅せられました。

色彩の美しさは実物を観ないと伝わらない、というのは当然ですが、後で図録を見たときに、実物でないと表情のリアリティーも伝わらないものなんだな、と思いました。

なんでしょう、あの「特別な表情じゃないけれど、瞬間的な感情のこもった、生きた顔」というのは、色彩によって表現されているんでしょうか。

美しいと思った瞳も、図録の絵では光彩に欠けるんですよね…。

会場の混み具合は、昼の三時過ぎということでそんなに混んでいませんでした。

国立新美術館の地下食堂にあるシチュー(フリカッセ)と、期間限定の、同時開催中の「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」にちなんだソーダを注文しました。
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ショップでは図録の他に、ファイルを二枚、絵ハガキを三枚、

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それと…

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「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を360゚楽しめるという、面白いグッズを買いました。

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こんな感じで、絵の中に入ったような気分を味わえます!っていうのをサンプルで見たんですが、せっかく買ったのに、私の携帯では使えませんでした。結構高いのにショック…携帯使わなくても見れるものが欲しかったです。

コンセプトは素敵なんですけどね…絵の中に入るって憧れです。
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# by white12211122 | 2016-07-27 23:00 | 美術館・博物館巡り | Comments(4)

就活のこと(最終選考)

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# by white12211122 | 2016-07-27 15:20 | 就職活動

就職決まりました!


履歴書を書き始めたのが、五月後半くらい。

筆記試験や面接が始まったのが三週間前でした。

最終選考後から二時間後に、電話で採用のお知らせが。

もう即決で返事をさせてもらいました。

本当に、めちゃくちゃ嬉しい!!

でもその電話のすぐ後に、研究発表を三時間程黙って聞き続けないといけなかったので、わーっとはしゃぐことができず、妙にぼんやりした気分が続きました。

夏中、全てをかけて勉強するんだ…!と意気込んでいたところだったので、拍子抜けした部分もありました。長期戦を覚悟していただけに、本当に驚きました。

ちなみに、この五日間は本当に地獄でした。もともと短期決戦型だったとはいえ、やることが多くて、普段は禁句としている「つらい」「ダルい」「もう無理」といった弱音を親に吐いていました。

微熱が続いて食欲もなく、眠っても悪夢ばかり。本当に、昔から大げさに騒ぎ立てるんですよ。今日はその反動か、体中が筋肉痛のように痛んでいます。

最終選考の直前まではまさに「口から内臓吐きそう…」という状態でした。

それでも、やっぱり本番になると意識が切り替わりますね。度胸とコミュニケーション能力には自信がありましたが、最後はそれが物を言ったのかもしれません。

やりたいことはたくさんあります。

去年の暮れから我慢していたやりたいこと、読みたい本、書きたい物語……

と、色々願望はあるのですが、そこはドタバタ挑戦ブログ。

実は31日に修論発表会があるんです!!

今月は全く手をつけていないので本当に危機的です。

喜びも束の間、修論を評価していただけるのか!?

明日から心機一転、頑張ります!

あとは、31日もそうですが、十月に三大学参加の座談会で修論を発表するのが目標です。

これからも挑戦ブログは続くので、よろしくお願いします!


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# by white12211122 | 2016-07-26 16:40 | 就職活動 | Comments(0)

模様替えと就活と。

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とうとう梅雨が明けて、本格的に暑くなってきましたね。和室にひっそりと掛けている布を、桜から涼しげな金魚にチェンジしました。どうも日本的な水の流れに惹かれるようです。
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大学院はあっという間に夏休みに突入です。学生生活最後の夏休みですが、一体何度目の夏休みだよと苦笑い。本来なら三年前に経験していたはずの就活漬けで、毎日慌ただしく動き回っています。

今日は面接対策セミナーでした。先週私立の二次試験が二つあって、一つはダメでしたが二つ目は結果待ちです。もっと早くこのセミナーを受けたかった、と思うほど、たくさんの収穫がありました。とりあえず、理論武装って大事ですね。模擬面接やその他色々なカリキュラムでポイントを伝授してもらいました。正直、大学の教職授業よりも有意義だったかもしれません。まあ一対二という好条件ではありましたが。

場所が青山だったので、バスで五分の国立新美術館に寄ってみましたが、火曜日が休館日だったのを忘れていました。大人しく修論をやれってことでしょうか。結局、研究費で取り寄せた資料や修論のあれやこれやをしに大学へと向かうことにして、電車の中で涼みながらブログを書いています。

さて、今年はどんな夏になるんでしょうか。

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ドトール、時々スタバ、稀にエクセルシオール。カフェ勉強が一番はかどります。



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# by white12211122 | 2016-07-19 16:00 | 近況 | Comments(4)