auf der Reise~旅の空~

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作家を目指す院生です。ドイツ留学時代の日記を中心に更新していましたが、院試(転科)→就活などのドタバタ挑戦ブログだったり、お出かけブログだったりと、割りと何でもアリで色々やっています。美術館めぐりも少々。テニスを辞めてジム通い始めました。就職決まったので次は修論です。

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カテゴリ:お出かけ( 59 )

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あべのハルカス、道頓堀、大阪城と巡って、最終日は休日のUSJーーに行く気力などあるはずもなく、前に住んでいた界隈を散策することにしました。

空堀商店街と言えば「プリンセストヨトミ」という映画のロケ地になったそうですが、今でこそおしゃれな雑貨店やカフェが増えたものの、昔はちょっと寂れた商店街でした。

長い坂が特徴的で、母の買い物に付き合うか、たこ焼きを買いに行くくらいの場所で、そんな空堀商店街がガイドブックに載るようになったなんて、と新しく出来たお店をしげしげと眺めていたのが二年前の冬。

今はどうなったかな、と思っていたらーーなんと、今日に限って町内会のイベントかなにかで、九割のお店が閉まっていました。

仕方なく、アーケードの先へ進みます。その先には、子どもの頃好きだった玩具・駄菓子などの問屋が並ぶ松屋町筋(まっちゃまちすじ、という愛称で呼んでいます)がありますが、さすがにこの歳で喜べるものではありません。

幸村のファンでもないのに真田の抜け穴を見ても仕方がないし、と思ったところで、昔家族と立ち寄った雑貨店兼喫茶店を思い出しました。

(ちなみに、私の通っていた小学校はその近隣に、大坂冬の陣・真田丸の戦いで拠点となった真田丸があったらしく、「真田の六文銭」をイメージした校章でした)。


母の日用に雑貨を買って、隣の喫茶店へ。空堀のチョコレート専門店と言えば、この「エクチュア」。近辺の空堀らしい長屋や路地を見ていると、確かにノスタルジックな魅力が見えてきます。

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まだ昼を食べていなかったので、ここではチョコレートドリンクを頼みました。確かフロマージュとチョコレートの組み合わせで、ゴディバのチョコレートドリンクよりも美味しかったです。お店の雰囲気もとっても良くて、ゆっくりとくつろげました。

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最後は梅田のランドマークである、HEP FIVEの観覧車に乗って、三日間ののんびり観光を締めくくりました。

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また機会があれば、天保山の海遊館やUSJにも行きたいと思います。

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by white12211122 | 2016-05-13 11:00 | お出かけ | Comments(0)
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二日目は天満橋から水上バスに乗って大阪城へ。住んでいた頃は上本町、天王寺界隈からほとんど出ることがなかったため、水都大阪という印象もありませんでしたが、水上バスに乗ってみるとよくわかります。

今回は午前中から教育実習の事前説明会があったので、その後での観光です。

水上バスが発進した直後に、あるものを見つけてバス中が色めき立ちました。私も思わず笑ってしまったのですが、人気のない岸辺で、高校生らしき制服のカップルが抱き合ってキスをしているところでした。視線に気づいたのか、二人は一瞬呆然として、慌てて離れてしまいました。その時おそらく、観光客の視線が一斉に彼らに向けられていたのだと思います。そんな微笑ましいハプニングが、一番面白かったような気がします。

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大阪城は外国人観光客で混んでいました。私が十代前半の頃は、お花見の時期を除けば、人もまばらで閑散としていたのですが。

バスツアー停車場からずいぶん歩いたので、天守まで登るのが億劫で仕方ありませんでしたが、どうも登らないと来た気分にならないということで重たい腰をあげ、展示は見ずに階段を登りました。大阪城の中にはエレベーターがありますが、長蛇の列で、もはやアミューズメントと化していました。

前回天守に登ったのは二年前の夏、院試をひかえた大学四年生で、その前はーー記憶にないので、たぶん小学校低学年の頃でしょう。普段、大阪城のことなんて考えませんが、たまに登ると、やっぱり大阪のシンボルだなあと感じます。

ーー夜になると、淀どのの霊が徘徊するのだとか。



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by white12211122 | 2016-05-12 22:30 | お出かけ | Comments(0)

大阪観光②夜の道頓堀 sanpo

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大阪と言えば道頓堀、と言いますが、住んでいるとほとんど行くことはありません。今回初めて夜の道頓堀にやって来ました。

「串焼きは二度付け禁止!」という話も聞いたことはありましたが、そもそも店に入ったこともありませんでした。

そういうわけで、今回は観光客らしく大阪を見てみることにしました。

夜の道頓堀の写真を一回撮ってみたかったので、観光案内と言いつつ、自分もめいっぱい楽しんできました。

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ベタな大阪の象徴群。普段なら恥ずかしくて一眼レフなんて首からかけられませんが、旅行者気分なら写真も撮り放題です。

せっっかくだからと関西弁で話してみましたが、相手が関西弁でないとどうも「意識して話しているエセ関西弁」になってしまうため、実家に帰宅してしばらくは「その関西弁は変」と言われてしまいました。

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人の波
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by white12211122 | 2016-05-12 19:10 | お出かけ | Comments(0)

隅田川の桜

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お花見と言えば隅田川、隅田川と言えば文豪の愛した場所ーーというイメージがあって、前から気になっていた所にとうとう足を伸ばしました。

生憎の天気で、そんなに長くは滞在しませんでしたが、一応はお花見をしたということにしておきます。

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大学の桜も綺麗に咲いていました。まだ夕方でも暗い時期だったので、友人と夜桜だ、とはしゃいでいました。こういう時、留学をしたこともあって、日本人共通の感覚だなあ、なんて思ったりします。

ところで、お花見の魅力ってなんでしょう。一人で見るのも風流ですが、過去のお花見を思い出す時は、その時一緒にいた人とその場の雰囲気がセットで、「いい思い出」として浮かびます。そうして、お花見っていいなあ、と思うわけです。

今回夜桜を見た友人は、大学院で仲良くなった貴重な人です。卒業する頃までには、一緒にお花見に出かけるくらいの仲になっていたらいいな、なんて思いました。



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by white12211122 | 2016-05-11 18:58 | お出かけ | Comments(0)

高山・白川郷めぐり

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春休みも終わりが近づいてきた三月のある日、世界遺産の白川郷を目当てに、中学・高校時代の親友二人と高山に一泊二日で行って来ました。<

大阪から高山までは五時間ほどかかりました。駅に荷物を置いて、白川郷までそこからさらにバスで一時間。

そこまでかけた甲斐あって、とてもいい天気でした。青空の下だと、何を撮っても綺麗に写ります。

そんなに広くなかったので、一時間もあれば十分でした。萩町集落や白山連峰を一望できる天守閣展望台は、バスで移動しなければならないので、今回は行きませんでした。いつか雪景色を見てみたい、とは思いますが。

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日本情緒をたっぷり堪能し、夕飯は高山ラーメンを食べて、早めにホテルへ向かいました。ホテルアソシア高山リゾート、とても良かったです。

今回、Kが早くも二月に入籍したので、もう一人のAと、お祝いに4゚cのオルゴール付きネックレスをプレゼントしました。

前日の夜は、ミスドでしんみりしながら手紙を書いていました。授業中に回した手紙がまだ家に数枚残っているのですが、そこには「二十五歳までに結婚したい!」と書かれていて、本当にその通りになったのでした。

そんな小さな思い出から、受験で疲れきっていた時に手作りのお守りをくれた大切な思い出までが、約十二年ぶん。六年間で同じクラスになったのが二回だけだったことを考えると、やっぱり波長が合ったのだと思います。



翌日は高山散策へ。

ほとんどずっと食べ歩いていました。

飛騨高山美術館を少し覗いて、

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美術館の近くにある小糸焼窯元で、コバルトブルーの渋いティーカップを見つけました。コップを買うのが大好きなので、魅力的な形、色合いの誘惑に勝てませんでした。
ガイドブックにも載っていましたが、小糸焼は岐阜の郷土民芸品です。始まりは寛永の頃(1620年)。二度の廃業を経て復興したのが、現在の小糸焼。

表面がざらっとした手触りですが、これは使っているうちに馴染んで滑らかになるそう。使えば使うほど味が出るものって、「通」な感じがします。
 
このざらっとした手触りのもとに顔料を加えた「青伊羅保釉(あおいらぼゆう)」が、深いコバルトブルーの理由。近年生み出されたもので、一番人気だそうです。

気さくで商売上手なマダムが、小糸焼について詳しく教えてくれたうえに、スプーンと箸置きをオマケしてくださいました。すっかり魅了されて、お店のファンになりました。

高山駅近くの喫茶店でコーヒーを飲み、

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甘味を食べて、一泊二日の旅が終了。

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こうして旅をすると、あの頃と変わらない所もあるのですが、三人とも違う大学に行って、それぞれの七年を過ごしたんだな、と雰囲気や話題で実感しました。

一人は小学校の時に塾で知り合い、もう一人は中学一年生で同じクラスになってから、十年以上毎年初詣に行っている子です。

結局、中学・高校時代の友人で、今も仲が良いのはこの二人だけになりました。少ないでしょうか? 本当に信頼できる親友(親友ってちょっと安っぽい言葉だな、と思いつつ、でもやっぱり特別なので、親友としか言いようがない)を見つけるために、大学に入学してからは本当に色んな人に声をかけて知り合いになりましたが、定期的に会って、思い出を重ねられる相手はほんのわずかだな、としみじみと思いました。


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by white12211122 | 2016-05-11 10:40 | お出かけ | Comments(0)

奈良、二時間滞在記

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教職の勉強に専念するために、三月の半月ほど大阪の実家に寄生、ではなく帰省してきました。

ある日、外はいい天気だなあ、外に出たいなあ、と言いながら問題集を解いていると、母が近場でどこかに行こうかと言うので、昼の二時から二時間だけ奈良に行きました。

とりあえず春日大社だけ見ておこうということで、途中、氷室神社に立ち寄って、鹿を愛でつつ、春日大社で参拝して帰りました。
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噂の鹿みくじは母も買ってくれたので二種類とも手に入りました。最近はこの動物みくじが可愛くて、ついつい買ってしまいます。虎の動物みくじは、阪神ファンの父に持っていかれました(欲しがったのであげました)。
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最後はたこやきを食べて散策終了。大阪人も納得の美味しさでした。


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by white12211122 | 2016-05-07 23:42 | お出かけ | Comments(0)

南房総バスツアー

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恋人の誕生日に日帰り旅行をプレゼント、ということで三月の始めにバスツアーで千葉に行って来ました。
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海鮮食べ放題、いちご狩り、東京ドイツ村の三本立てです。自分も一緒に楽しめるプレゼントっていうのもいいものでした(物品も一応渡しておきましたが、そろそろネタが尽きそうです)。

団体行動は苦手ですし、自由にまわれないのが嫌でツアーに参加するのは初めてでしたが、ぼーっとしている間に連れて行ってもらえるのはとても楽で、すっかり味をしめました。たまにはこういうツアー旅もいいものです。何も考えずにのんびりしてきました。

海鮮を食べた後は、いちご狩り。彼氏は十五個前後で、私は食い意地を張って三十五個。さすがに食べ過ぎたかと思いましたが、後日八十個食べたという友人がいて、まだまだだったと思い知りました。ネットで検索したところ、百個を越えたという猛者もいるようです。

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最後の東京ドイツ村。前からずっと気になっていたのですが、ここはーードイツではない何かなことは確かです。土偶やロボットのイルミネーションとか、突っ込みどころが多すぎます。ショップで売っているお土産は、千葉グッズ。東京ですらない!

ただ、イルミネーションは本当に素敵でした。今回はようやく観覧車に乗ってイルミネーションを一望出来ました。去年から今年にかけて、としまえんや相模湖など、色んなイルミネーションを堪能してきましたが、やっぱり上から見下ろすのが一番綺麗です。
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そして、観覧車を下りた時に、よく観光地で売っている台紙付きの写真をまた買ってしまいました。あれの誘惑に勝てたことがほとんどなくて、家には横浜、お台場、スカイツリーなどで買った写真が何枚も重なっています。先日、阿部野ハルカスでは誘惑に勝ちましたが、この先も増えそうです。あれって何であんなに魅力的なんでしょう。

そこまで高いツアーではありませんでしたが、喜んでもらえたので良かったです。


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by white12211122 | 2016-05-07 08:00 | お出かけ | Comments(0)

江の電途中下車の旅

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二日目は七里ヶ浜から鎌倉までの、江の電途中下車の旅が始まりました。

まずは七里ヶ浜の駅周辺を散策。お店などはないようでしたが、江の電の絶景スポットで写真を撮ったり、海辺を少し歩いてみました。一番好きなのは初夏の海ですが、冬の晴れた日の海も爽やかです。
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七里ヶ浜の次は稲村ヶ崎へ。この辺は少しカフェがあり、オシャレな建築デザインなどに海辺の雰囲気が漂っていました。ここも少し駅周辺を歩いただけなのですが、今回途中下車した中で一番気に入った駅です。
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お次は極楽寺へ。一つ駅が変わるだけで雰囲気も随分と変わります。極楽寺にはそこそこ観光客がいて、少しだけ賑やかでした。お寺を見て、周辺の骨董店を覗いたり、高台の上にある小さな雑貨屋を覗いたり。
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江の電のポスターが素敵でした。
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極楽寺の次は長谷を飛ばして由比ヶ浜へ。電車から見ただけでも、長谷は人が多そうでした。長谷のお寺は既に行ったことがあったので、今回はパス。

由比ヶ浜は江の電沿線の中で一番好きな駅です。名前そのものが素敵だし、鎌倉文学館があるし、色々と思い出もあります。

そんな由比ヶ浜ですが、今回は母に連れられて、とあるお店を目当てにやって来ました。

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なかなかのボリュームで、量的にも味的にも大満足でした。一人暮らしではなかなか魚介類を食べないので、こういった時に摂取しておきます。

そして、旅も終盤へ。

また一駅飛ばして、終着駅の鎌倉にやって来ました。

ここは今までの静けさが一変して、人で溢れています。ショッピングストリートを見て回り、疲れたところで、二日間の散策が終了しました。

私にしては観光地をさほど見て回らなかったので、いつもと一風変わったテイストの旅になりました。

前回、休校日に一人で由比ヶ浜、長谷を歩いたのは二十一歳の時。その時は鎌倉文学館がお目当てでした。初夏の頃、ちょうど色とりどりのバラが咲いていたのを思い出します。

その前は、二十歳の時の江ノ島・鎌倉旅行。もう五年も前になるのかと考えると感慨深いです。

すっかりお出かけブログと化していますが、常に挑戦系の記事というのも味気ないので(なかなかタイムリーには書けませんが)、細々と続けていこうと思います。

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次は、三月の南房総の旅へ。


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by white12211122 | 2016-05-06 10:41 | お出かけ | Comments(0)

北鎌倉散策


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梅が咲き始めた二月の始めに、母と二人で北鎌倉へ一泊二日の旅行に行ってきました。

北鎌倉駅で降りて、まずは昼食を。その後、駅のすぐ近くにある円覚寺を訪れました。漱石や藤村といった文豪が訪れたことでも有名なお寺です。

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こうした観光地だけでなく街中でも言えることですが、本当に海外からの観光客が増えましたね。そのうち日本人が行かないような場所も観光地として発見されるようになるのかな、なんて考えると、ちょっと楽しみでもあります。

門前の階段で人懐っこい猫に遊んでもらってから、次は葉祥明美術館に足を運びました。

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中学生の頃に自分で初めて買った絵というのが、葉祥明さんの絵でした。今は実家に置いてあるので手元にはありませんが、淡くて柔らかな水色の海に、白いワンピース姿の少女の後ろ姿が描かれている絵です。

この方の描く淡いパステルカラーが好きで、ポストカード数枚とアートグラフを一枚、絵本を一冊買って帰りました。館内ではソファーに座って絵本が読めるので、気に入りの一冊を見つけられます。

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洋館を後にして、今度は明月院へと向かいました。

明月院と言えば紫陽花ですが、この時は梅が盛りでした。大学が春休み期間の二月はいつも家に引きこもっていたので、この時期に花をじっくりと見たのは初めてかもしれません。

別名「春告草」とも呼ばれるこの花、日本のものだと思っていましたが、万葉の頃に中国から渡来したものだったんですね。しかも、最初は薬として遣唐使に持ち帰られたものだとか(『恋する万葉植物』伊東ひとみ(光村推古書院)より。植物に疎いので重宝しています。全然覚えませんが……)。

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悟りの窓。窓の向こうに花が咲いているともっと綺麗なのですが、残念ながら写真技術も相まって、イマイチ良い写真が撮れませんでした(いつか再挑戦しにやってくる日は来る……でしょうか)。

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「月笑軒」というお茶室でお抹茶と御菓子を食べて、ようやく休憩。今日の散策はここまでということで、少し早めにホテルへ向かうことになりました。母ではなく私が疲れてギブアップするという体たらくです。

お茶室を出るとき、ふと、神社にしてはやけに目立つ赤い椅子が目に入りました。じっと見ていると、怒った顔のように見えます。私が立ち止まって凝視していたものですから、お店の方が「それは岡本太郎さんの「座ることを拒否する椅子」ですよ」と教えてくださいました。ちょうど修論の指導をしてくださっている先生が岡本太郎について本を書かれていて、私自身も美術館学研究のレポートのために去年万博を訪れていたため、妙に親近感がわきました(太陽の塔のガチャポンを五回くらい回したので、家に岡本太郎のフィギュアがあります)。ちょっとした収穫です。

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今回の宿は七里ガ浜の鎌倉プリンスホテルです。母は私に任せるとえげつない安宿にされると思っているらしく(間違ってはいませんが)、最初からここを取るようにと念押しされました。

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ホテルに着いたのはちょうど日没の頃で、部屋の窓から太陽が沈んでいく様子や、刻一刻と色を変えていく海と空が一望できました。オーシャンビューという言葉そのものも、なんだか好きです。

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温泉につかって、レストランで夕食を食べて、ベッドに寝っ転がってドラマを観る。

北鎌倉の雰囲気と海辺のホテルをたっぷり堪能した一日でした。

ところで、旅先ではいつも創作意欲がわくのですが、特定の土地を舞台にした作品を書きたいと思いつつ、未だに一度も書けたことがありません。もどかしい思いでプロットだけ作ってみましたが、どうもしっくりきません。その日は海の生き物も寝静まる真夜中になってようやく、眠りにつきました。



江ノ電途中下車の旅へ続く



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by white12211122 | 2016-05-05 02:55 | お出かけ | Comments(0)
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宇治を散策した翌日に、今度は両親と再び京都散策に出かけました。

今回は、小説に書いたことがありながら行ったことのなかった上賀茂神社と、あまりにメジャーすぎて行くことのなかった金閣寺がお目当てです。

まずは世界遺産である京都最古の神社、上賀茂神社から。昔、大正の京都を舞台に短い小説を書いたことがありました(ページ数、完成度共に公募に出せるものではなかったので、いつかじっくりと書き直したいと思っています)。

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その時に、上賀茂神社の七不思議の存在を知ったのです。「物言わぬ神主」、「加茂の神能」「御扉の狛犬」、「車返しの桜」、「大田の沢の杜若」、「加茂の勝手火」、「楠木の化石橋」。

昔から、なんとなく七不思議という言葉に惹かれる傾向があります。その場所の記憶を留めたいと思う無名の語り手たちがいて、それが途切れることなく語り継がれることによって、存在していられるもの。最近は学校で七不思議が語られなくなりましたが、七不思議ってその場所を知る人たちのリレーのバトンみたいだな、なんて思います。

京都の七不思議と言えば知恩院。こちらは随分前に銀閣寺へ行く途中に立ち寄りました。ここの七不思議も「忘れ傘」「抜け雀」など魅力的なのですが、上賀茂神社の「物言わぬ神主」、「大田の沢の杜若」、「御扉の狛犬」に創作意欲を掻き立てられてこちらに決めました。

「物言わぬ神主」とは、昔、精進潔斎中の神主が一般人と言葉を交わしてはいけなかったことを指しています。「大田の沢の杜若」は神社の東側に広がる池に手を入れると腐ってしまうとされ、「御扉の狛犬」は悪事を働いた狛犬の影が本殿と権殿の扉近くに描かれたのだと言います。

今回は残念ながら狛犬を確認することはできませんでしたが、渡ると長生きできるという「楠木の化石橋(長寿橋)」だけはしっかり見てきました。五月になれば二万五千株の「大田の沢の杜若」が見られるため、いつかまた再訪したいと思います。

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上賀茂神社を後にして、今度は金閣寺へ。金閣寺の近くにある「花巻屋」で遅めのお昼を取ってから、観光客の波に混ざりました。

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さすがに金閣寺は海外からの観光客であふれています。あちこちから「ゴールデンテンプル……」という感嘆した呟きが聞こえてきました。
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あまりにも人が多いので「観光向けのゴールデンテンプルを造ったらいいのに」なんてブツブツ言っていましたが、黄金に輝く金閣寺はやっぱり綺麗で、こんな風に海外の人と日本文化を一緒に再確認できるのもいいものだな、なんて思いました。まあ、帰り道で人ごみにのまれるとまたイライラモードに戻って、「観光向けのゴールデンテンプル…」と同じことをブツブツ言っていましたが。

最後は四条烏丸のスタバで休憩して、帰路につきました。

ところで、今回は訪れなかったのですが、京都の一乗寺に私のお気に入りの本屋があります。雑誌でもよく紹介されているので、「けいぶん社」の名前を知っている方は多いのではないでしょうか(イギリス紙「ガーディアン」の「世界の本屋ベスト10」でも紹介されたそうです)。

私が初めてこの書店を訪れたのは、確か高校一年生の春、だったと思います。大阪に住んでいた頃から東京に戻った今でも、一年に一回は必ず訪れる京都ですが、「観光」を始めたのはほんの数年前。それまでは伏見稲荷での参拝や買い物など、親の用事についていくだけでしたが、初めて自分から行きたい、と言って連れて行ってもらったのがこの本屋でした。

品揃えがとても個性的で、間羊太郎の『ミステリ百科事典』と巖谷國士(文)桑原弘明(作)『スコープ少年の不思議な旅』を購入して帰りました。京都の主要観光地を訪れたあとで、もう一度、自分だけの京都探しに行きたいものです。


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by white12211122 | 2016-04-28 17:06 | お出かけ | Comments(0)