auf der Reise~旅の空~

white12211.exblog.jp

作家を目指す院生です。ドイツ留学時代の日記を中心に更新していましたが、院試(転科)→就活などのドタバタ挑戦ブログだったり、お出かけブログだったりと、割りと何でもアリで色々やっています。美術館めぐりも少々。

ブログトップ

カテゴリ:お気に入りの×××( 7 )

エッセイの魅力には、イラストや写真も含まれています。

廣瀬祐子さんの『ドロップ』は、恋人との日々の小さな幸せを綴ったエッセイ。文章はもちろん、素朴でノスタルジックな写真、手触りのいい表紙、薄いクリーム色の紙、文字フォント。どれをとっても、未だに特別な本です。少し前までは本棚の奥のほうにしまっていましたが、最近またお気に入り本棚に移動させました。

c0330562_01041530.jpg


小学校六年生の私にとって、恋人が寄り添っている日常というのは、なんだかとても「オトナ的」なものに思えました。少女漫画のように派手なものじゃなくて、穏やかで温かいもの。これがオトナの恋愛なんだ! って。

恋愛へのふわふわした期待というのは、今もあまり変わっていないかもしれません。

たとえば、歩いているときに、ふと新しい季節の訪れを風の匂いに感じて、その気づきを共有する瞬間とか。冬の寒い日に、相手のポケットに手を入れるとか。この本に書かれていることが恋愛観の一部になっているのか、お付き合いが五年目に到達した今も、こういう小さなことを大事にしたがる傾向が残っています。

まあ言ってしまえば恋愛がいかに幸福なものかを書いているようなエッセイなので、心がやさぐれている時に読むと「けっ」と思うかもしれません(実際レビューにも羨ましくて悔しい、といった評価があって興味深かったです)。

私が読んだのは恋愛ってなに? という歳だったので、異世界を覗くような印象でした。今思うと、エッセイにハマるのは少し早かったような気もします。

なんとなく詩的な表現に惹かれて買ってみた別の本で、親からちょっと待って、と止められたものが一冊あって、それは親が読み進めてみると既婚者への片想いエッセイだったとわかったので、まだ早い、と没収されるということがありました。とにかくなんでもいいから本を読みたいという時期だったので未練はありませんでしたが、子ども心に「大人の恋愛って難しいな」と思ったのを覚えています。

今では、恋愛にオトナもコドモもないな、という印象なのですが、十年後に読んだら、また考えが変わっているでしょう。今年のように、だんだんと秋めいてくる時期に読み返すのかもしれません。読書の秋、です。



[PR]
by white12211122 | 2015-09-10 08:50 | お気に入りの××× | Comments(0)


私が初めてさくらももこさんのエッセイを読んだのは、小学校の高学年頃。

最初に読んだのが、動物たちとの思い出を書いた『いきもの図鑑』。それから何冊かのエッセイを経て、『憧れのまほうつかい』にたどり着きました。

c0330562_18264464.jpg


さくらももこさんと言えば『ちびまるこちゃん』だけれど、小学校の頃は専らアクション漫画にのめり込んでいたため、漫画のほうはあまり詳しくありません。

私にとってさくらももこさんは、漫画家というよりも、エッセイの名手、という印象が強いのです。

本作は著者が十七才の頃から憧れていた絵本作家、エロール・ル・カインについてのエッセイ。

十代の憧れに共感し、「お気に入りの絵本」を愛でる高校生というのが、とてもカッコ良く思えた。漫画家を志す者として、その絵仕事に感動するところが、すでにさくらももこさんのプロフェッショナルを示しているような気がしたんですね。

私も小学校低学年の頃に画家を目指したことがあるのですが、残念ながら高校の美術や絵画教室の先生であった祖母、画家であった曾祖父の血は継いでいなかったようで、早々に断念したのですが(才能がないことに気づくのも才能だ、と十代半ばの頃に思った記憶があります)、そのせいか、絵に従事している人が輝いて見えます。

もちろん、絵だけでなく、何かに夢中になって努力している人、自分の趣味について積極的に語ってくれる人って、聞いているこっちも情熱をわけてもらえて、わくわくします。

夢を追いかけている人には、「憧れのまほうつかい」が見つかるのでしょう。




[PR]
by white12211122 | 2015-09-09 20:22 | お気に入りの××× | Comments(0)


昔から本好きではありましたが、ある時、エッセイにはまっていた時期がありました。

エッセイには、小説とは違う、リアルな魅力がある。見知らぬ誰かの話ーー「生活」「趣味」「考え」。そんな魅力に夢中になっていた時期があったのです。

お気に入りのエッセイを読み返してみると、自分がどんな人のどんな話に触発されたのかーーあるいは、触発され続けているのかがわかります。

それは、昔の自分について知る、新たな発見。


私が一番影響を受けたのが、イラストレーター河合美波さんのエッセイ『月波通信』でした。

c0330562_18252175.jpg


たぶん、人生で初めて読んだエッセイだと記憶しています。イラストと『月波通信』というタイトルに惹かれて、地元の書店で親に買ってもらいました。それまで文学作品ばかり読んでいたので、ちょっと渋い顔をされましたが。
引っ越しの話、家具の話、日曜大工、珈琲を豆から淹れること、家での女子会、カフェ、鉱物の収集……そして、好きな本の話。

考えてみると、いまの私の好みはこのエッセイに触発されて開花したような気がします。

私の人生のバイブル、沢木耕太郎さんの『深夜特急』もこのエッセイで知り、中学から高校までずっと好きだった江國香織さんも、ここに挙げられていた『ぼくの小鳥ちゃん』を読んだことがきっかけでした。椎名誠さんの『岳物語』もそう。

ただ、村上春樹さんの『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』だけは、早かった。

私がエッセイにはまったというのは、小学校五年生から中学一年生までの間だったのです。

当時、これもまた何かに触発されて、私は友人との文通にはまっていました。この頃、初めて出したファンレターの宛先は、詩人の工藤直子さん。作家を目指すきっかけとなった憧れの詩人からお返事をもらえたことが嬉しくて、それ以後、他に二人の方にファンレターを送りました。そのうちの一人が、河合美波さん。

河合美波さんが好きだと書かれた本は全て読んだのですが、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』だけは早かったみたいです。

と送ったところ、梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』を勧められたので、しばらくは『りかさん』や『裏庭』などを読んで、読む本には困りませんでした。




[PR]
by white12211122 | 2015-09-09 19:10 | お気に入りの××× | Comments(0)

お気に入り雑貨

c0330562_22352888.jpg


「それはあなたにときめきを与えてくれますか?」

ときめきお片づけ術で一躍有名になった近藤麻里絵(こんまり)さんの著書『イラストでときめく片づけの魔法』を読んで、魔法にかかりました。

あれだけ「本は絶対に捨てない‼」と言い張っていた私が段ボール一箱ぶん捨てました。

私はいいな、と思ったものからの影響を受けやすいタイプ(要するに芯はあるけど単純)でして、去年の冬頃から、敬愛する某ブロガーさんの「生活にこだわりを持つカッコよさ」に触発されて、それまでただ眠る場所だった部屋にも自分らしさを取り入れたい、と思うようになっていたところでした。

そこへ、こんまりさんのお片づけ術本を母が買ってきてくれたので、この三日ほど整理整頓にかかりきりになっていました。

「いつか読もう~」の「いつか」は絶対に来ない。本棚に残した本にふさわしい自分になる。

などの名言にやられました。普段、リビングに置いてある本棚にはちょっとカッコつけた文学作品を並べていたのですが、自分がときめく・自分らしい・自分の理想とする作品を並べることによって、かえってスタイリッシュにカッコよく生まれ変わったような気がします。

自分がときめくもので生活空間を構成する。掃除は大変でしたが、この本を読んで実行すること自体にときめきを感じました。

以下、私のお気に入り雑貨を載せてみました。

c0330562_22443159.jpg


お気に入りの不思議系ポストカードを壁に。

c0330562_22452078.jpg


ドイツ雑貨。ローテンブルクのクリスマスマーケットで購入した煙吐き人形と、友人からもらったお土産物。

c0330562_22465367.jpg


フライブルクで購入した、民族衣装姿の人形。

c0330562_22480857.jpg


今日買ったばかりのリードディフューザー、リリー&ロータスの香り。香りも大事だそうです。

c0330562_22515435.jpg


300円で購入したもの。テーブルを飾るオシャレグッズがほしかったんです。

自分にふさわしい部屋作りと、素敵な部屋にふさわしい自分になること。また少し、理想の自分像が見えてきたようです。


[PR]
by white12211122 | 2015-08-18 23:00 | お気に入りの××× | Comments(0)
c0330562_19233684.jpg


ドイツ語学習者の間で有名な、ドイツのクリスマスソングといえば、「die PRINZEN(ディー・プリンツェン)」の『Festplatte』。

私はこのアーティストの名前を、大学の授業で知りました。

1991年に結成されたこのグループ、アルバムは2011年で止まっているようなので、現在は活動しているかわかりません。

日本では02年のサッカーFIFAワールドカップ日韓大会で、ドイツ代表のゴールキーパー、オリバー・カーンをモチーフにした曲「オリー・カーン(Olli Kahn)」が紹介されたのですが、覚えているサッカーファンはいるでしょうか。

「Festplatte」というクリスマスソング入りのアルバムの中には、なぜか日本語で歌った「お正月」も入っています。

このクリスマスソングは私が留学する前にアマゾンで注文したものですが、一枚はドイツのCDショップで購入しました。

こちらではテンポのいい曲調で「豚になれ」、「お金っていいよね」と歌っていたり、なかなかに皮肉がきいています。

高校時代からお気に入りを見つけようと、毎年一枚CDを購入し続けて、ようやく見つけたクリスマスソング。

今年はこれを聴きながら、ドイツ留学日記を更新しようと思います。

お気に入りのクリスマスソングはありますか?



[PR]
by white12211122 | 2014-11-30 19:09 | お気に入りの××× | Comments(0)
このブログも立ち上げてから早三ヶ月。

昨日書いたもので記事が五十を越え、二百三十人の方が訪問して下さりました。感謝です。


c0330562_14141873.jpg


c0330562_14163105.jpg


将来大きなツリーを買うまで、一年に一つか二つ、気に入ったオーナメントを買うことにしています。

二年目の今回はこの二つ。

ドイツ語で市庁舎(Rathaus)と書かれた点灯式のお家を購入、スタバのオーナメントはおねだりして買ってもらいました。

このまま好き放題買っていくとちぐはぐなツリーが出来上がりそうですが、それもご愛嬌。

c0330562_14222358.jpg


<
吉祥寺のムーミンカフェで買った指人形。家とスナフキン。

周りのムーミンプッシュが激しすぎて、そろそろ洗脳されそうです。

c0330562_14121505.jpg


最近スウェーデンの陶芸家Lisa Larsonさんが描く猫、味があっていいな~と思ってたら…なんとなく覗いたUNIQLOでコラボパーカーを発見!

可愛いし暖かいので、早速愛用しています。


最近知り合いに赤ちゃんが生まれたので、生まれて初めてギフト用にベビーグッズを購入しました。

と、色々出費が重なったので、また塾講のバイトを始めることにしました。

留学前まで働いていた職場に復帰させてもらえることになったので、安心して働けます。

職場の人達は面白いし、月一で研修は気合いの入ったディスカッションがあり、生徒とのやり取りも楽しかったので、教育関連の記事も書けたらなあと思います。


[PR]
by white12211122 | 2014-11-16 14:34 | お気に入りの××× | Comments(0)
c0330562_02342157.jpg
数年ほど前から、紅茶の味がわかるようになりたいと、専門店で茶葉を買うようになりました。

学校の近くにある専門店はティーカップ一杯分テイスティングさせてくれるので、ゆっくりと選べますし、茶葉の新地開拓もできます。

ただ、普段なかなか自宅で紅茶を淹れてゆっくり……ということをやらないため、画像のように茶葉がたまってしまいました。

これからはローテーションで楽しんでいこうと思います。

私の一番のお気に入りは、オリエンタルバニラブレンド。

バニラビーンズとココナッツの甘い香りがする紅茶です。

それから、アッサムセカンドフラッシュにルフナ。

味の違いがわかるようになったら、今度は誰かに美味しい紅茶を淹れてあげられるようになりたいです。

紅茶って、奥が深い。



[PR]
by white12211122 | 2014-10-27 02:31 | お気に入りの××× | Comments(0)