2016年 06月 23日
コバルト短編小説新人賞に挑戦
今年はもう小説を書かない、と宣言しましたが、ちょっとした短編を書きたくなったので、暇な時に練っていた小ネタを三十ページ以内で小説にしてみました。
やっぱり小説を書くのが一番のストレス解消になります。まあ別にまだそこまでストレスは溜まっていないので、先への漠然とした不安解消、でしょうか(書かないこと自体がストレスにもなっていますが)。
この作品を偶数月〆切のコバルト短編小説新人賞に出してみようと思います。実は四月〆切のほうにも出しているのですが、そちらは八月に発表だそうなので、結果はまだわかりません。今回出す予定のほうは、十二月発表。結果がわかったらまとめてここに書きます。
結果その一、八月発表→
結果その二、十二月発表→
短編小説ってなんとなく自分には書けないもの、と思っていました。昔から西洋ファンタジーばっかり書いていたので、十代の頃は四百頁以上じゃないとプロットが作れなかったんですよね。
でもそうなると、書きたい小ネタがいつまでも積み重なっていって、そのまま忘却の海行きになるので、そういう点では短編小説っていいなって思いました。
書けないと思っていたもの、といえば、今回の短編で初めて双子を書きました。私が一人っ子なので、今まで書いてきた主人公もみんな一人っ子。兄弟姉妹がどんな感じなのか、全くわからないんですよね。こうして書き出してみると、書けないものっていっぱいありますけど。
それを言い出したら、ファンタジー要素のないものは全く書けないじゃないか、って話です。
ファンタジー設定でも書けないものを挙げるとしたら……喧嘩シーンが苦手(展開上必要だから書いた感が丸出し)だからぶつかりあいの青春ものも苦手ですし、恋愛ものは恋愛未満の関係しか恥ずかしくて書けませんし、ホラーは書きながら「自分がなんか怖そうなことを書こうとしている」ってだけで怖いですし……
やってみたらいい挑戦と、無理しないほうがいい挑戦っていうのがあるんでしょうね。自分と相性がいいかどうか、っていうのは書いている時にいつも思います。合わないと、頑張って書いてもせいぜい十頁で脱落してしまいます。
久しぶりの小説賞挑戦なので、嬉しくて記事にしてみました。
本当はこんな余裕なんてないんですけどね……昨日発表が一つ終わって、さあ残り二つ、というテンションでいました。結局七月にもう一つ発表が増えたので、しばらくは眠れない日々が続きそうです。
by white12211122
| 2016-06-23 00:30
| 小説 プロの作家を目指して