2017年 12月 01日
新米教師の半年
教員になって半年以上経ちました。
慣れるということがほとんどなくて、毎日がバタバタと余裕なく過ぎていきます。
もう師走だなんて……と思いますが、今のクラスはあと四ヶ月もある。
担任の先生曰く、学級を一年間持つのは結構大変なんだとか。
週2、3の塾講時代ですらそう思いましたから、これからも予想を上回ることがたくさん起きるんでしょう。
ここ数ヶ月は本当に辛かった。
塾講バイトで生徒を数人、志望校に合格させたくらいで「教員が合ってるんだ」と思った自分が甘かった(--;)
生徒の朝から夕方までを管理する上に、相手は中学一年生。
すでに落ち着いた子もいれば、まだまだ小学生気分でとっても幼い子もいる。
愛情をたっぷり受けてわがままな子もいれば、愛情に飢えて苦しんでいる子もいる。
たった半年ですが、今までとは全然違う世界のものをたくさん目の当たりにしました。
ただ、違う世界っていうのは、辛いぶん、人生の新しいステージに上がってきたと実感できます。
日々キャパオーバーを感じていますが、無理せず自分なりの歩調で、やれることは全部やっていこうと思います。
ただ、恐ろしいのは……
最近は「二年勤めたら非常勤講師に切り替える」と毎日のように思っていましたが、
ベテランの先生や教員歴四年で担任を持っている友人に話を聞いてみると……
「毎日、明日こそは辞めてやる」
と思い続けてきたのだとか(;´д`)
新米だから慣れないことも多くて大変、ですが、新米だからこそ難しい仕事は任されないから、
もしかしたら今が一番楽なのでは……?
と思うんですね。
まだかろうじて失敗が許される。
ベテランになれば楽かと言われたら、全く違うというのがすでにひしひしと伝わってきています。
むしろベテランの先生たちのほうが忙しい。
今、ブラックな職業としてニュースでも話題になっている教員ですが、本当に先生たちは疲れきっています。
私は部活に関しては息抜きというか、憩いの場になっているので特にストレスを感じませんが、
あまりにやることが多岐に渡るので、もはや何でも屋のようです(^_^;)
教材研究の時間がもっと欲しいし、授業作りに役立つような勉強会や講演会に割く時間や余裕がもっとほしい。
子どもと関わるのが好きだから、勉強を教えるのが好きだから、という気持ちがあるのは当然だとして、
忙しい日々の中でその気持ちをどこまで貫けるかは、単純に体力によるのではないか……なんて思います。
朝五時(忙しい時は四時半)起き、七時(あるいは六時)出勤、昼休みは実質五分~十分以内、遅い時には九時退勤。
宿泊行事の時は五時起き六時開始でそのまま五分の休みもなく、夜の十二時過ぎに会議が終わり、ようやく眠れるのが一時過ぎ。
定期考査以外にも、作文や読書感想文を半年で四百人以上添削したり、行事ごとに役割が振られます。
そして、毎日三~四時間残業しても、残業代は月に十時間までしか申請できない。
敬愛する詩人の工藤直子さんにお会いしたとき(このときはまだ院生でした)、
「人生は三本柱が一番いいの」
とおっしゃっていましたが、本当にその通りです。
今はまだ、夢を仕事にするのはちょっと危険。
夢と、仕事と、家族や友達と過ごす時間の三本柱で、しばらくは頑張っていくつもりです。
愛情をたっぷり受けてわがままな子もいれば、愛情に飢えて苦しんでいる子もいる。
たった半年ですが、今までとは全然違う世界のものをたくさん目の当たりにしました。
ただ、違う世界っていうのは、辛いぶん、人生の新しいステージに上がってきたと実感できます。
日々キャパオーバーを感じていますが、無理せず自分なりの歩調で、やれることは全部やっていこうと思います。
ただ、恐ろしいのは……
最近は「二年勤めたら非常勤講師に切り替える」と毎日のように思っていましたが、
ベテランの先生や教員歴四年で担任を持っている友人に話を聞いてみると……
「毎日、明日こそは辞めてやる」
と思い続けてきたのだとか(;´д`)
新米だから慣れないことも多くて大変、ですが、新米だからこそ難しい仕事は任されないから、
もしかしたら今が一番楽なのでは……?
と思うんですね。
まだかろうじて失敗が許される。
ベテランになれば楽かと言われたら、全く違うというのがすでにひしひしと伝わってきています。
むしろベテランの先生たちのほうが忙しい。
今、ブラックな職業としてニュースでも話題になっている教員ですが、本当に先生たちは疲れきっています。
私は部活に関しては息抜きというか、憩いの場になっているので特にストレスを感じませんが、
あまりにやることが多岐に渡るので、もはや何でも屋のようです(^_^;)
教材研究の時間がもっと欲しいし、授業作りに役立つような勉強会や講演会に割く時間や余裕がもっとほしい。
子どもと関わるのが好きだから、勉強を教えるのが好きだから、という気持ちがあるのは当然だとして、
忙しい日々の中でその気持ちをどこまで貫けるかは、単純に体力によるのではないか……なんて思います。
朝五時(忙しい時は四時半)起き、七時(あるいは六時)出勤、昼休みは実質五分~十分以内、遅い時には九時退勤。
宿泊行事の時は五時起き六時開始でそのまま五分の休みもなく、夜の十二時過ぎに会議が終わり、ようやく眠れるのが一時過ぎ。
定期考査以外にも、作文や読書感想文を半年で四百人以上添削したり、行事ごとに役割が振られます。
そして、毎日三~四時間残業しても、残業代は月に十時間までしか申請できない。
敬愛する詩人の工藤直子さんにお会いしたとき(このときはまだ院生でした)、
「人生は三本柱が一番いいの」
とおっしゃっていましたが、本当にその通りです。
今はまだ、夢を仕事にするのはちょっと危険。
夢と、仕事と、家族や友達と過ごす時間の三本柱で、しばらくは頑張っていくつもりです。
by white12211122
| 2017-12-01 13:59
| 教員生活